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小児科

小児科について

地域のお子さまの「かかりつけ医」です

小児科のイメージ写真

子どもは、季節の変わり目や気温の変化などのちょっとしたことで、すぐに体調を崩しがちです。
今まで何でもなかったのに、突然様子が変わり、慌ててしまうこともあるでしょう。

しかも、赤ちゃんや幼児は、病気の症状をうまく言葉にして周囲の大人に伝えることができません。
そんな心配な時は、当院にお気軽にご相談ください。
地域のお子さまの「かかりつけ医」として、やさしく丁寧な初期診療をいたします。

また、病気だけでなく、健康上の不安、予防接種、育児などについても遠慮無く、ご相談ください。子育てをトータルな視点で、ご支援いたします。

※初診の際は、健康保険証や母子健康手帳をご持参ください。現在服用中の薬がある場合は、それもお知らせください。

子どもによく見られる症状

下記のようなお子さまの体調不良や病気、様子の違和感について幅広く診療いたします。

  • 発熱
  • せき、鼻水、鼻づまり
  • ぜーぜーする
  • のどの痛み
  • 耳の痛み
  • ひきつけ
  • 腹痛、おう吐、下痢
  • 便秘
  • ブツブツが出た
  • いぼができた
  • 肌がカサカサしている
  • 泣き方がいつもと違う
  • なんとなく元気が無い
  • 顔色が悪い
  • 食欲が無い
  • 機嫌が悪い など

お子様の皮膚の病気について

水いぼ

水いぼとは、正式には伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)と呼ばれ、ウイルスの一種が皮膚に感染することで、いぼができる病気です。
子どもに生じることが多く、プールなどで接触することにより感染します。
いぼは自然に消えることもありますが、通常は専用のピンセットでつまみとって取り除きます。

症状
肌色からやや白色調で、大きさが2mm~10mm程度のドーム状の小結節が、体のさまざまな部位に生じます。
いぼの表面は光沢があり、中央に凹みがみえることもあり、軽いかゆみを感じることもあります。
いぼができる部位
子どもの場合は体、腕、脚によく生じます。
成人で性行為により感染するケースでは外陰部や下腹部、大腿にもみられます。
内容物が他の部分に付着すると感染が広がり、広い範囲に多発することがあります。
診断
多くの場合、検査の必要はなく、経験のある小児科の医師や皮膚科の医師の診察で診断されます。
搔き出すことにより、二次的に細菌感染を引き起こし難治化することがあります。
光沢苔癬(こうたくたいせん)などの小さないぼができる他の皮膚疾患と区別することが必要なときは、いぼをつまんで白色のやわらかい内容物を確認します。
組織を顕微鏡で確認する病理組織検査を行うと、信頼性の高い診断が可能です。
成人でいぼが多発するケースでは、免疫機能の低下が原因となっている可能性があります。
必要に応じてHIV感染症など他の病気についても検査を行います。
治療
自然に治癒することも多いですが、治癒までにかかる期間は半年から数年程度といわれています。
そのため、他の子どもへの感染の可能性などを考慮すると、治療を受けることが推奨されます。
当クリニックの治療法として、局所麻酔薬のテープを事前に貼っておくと、摘除する時に痛みがかなり軽減します。
摘除をご希望でない方には漢方薬による治療も行っておりますので、ご相談ください。

いぼ

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)は、皮膚にヒトパピローマウイルスが感染して生じる「いぼ」のことを指します。
皮膚から盛り上がったゴツゴツとした病変であり、子どもの手の指や手のひら、膝の裏に生じることが多くみられます。
自然治癒には数か月から年単位の時間を要することがあります。
また、皮膚症状が拡散して難治化することもあるため、他人に感染を広げるリスクを避けるためにも、早期に治療したほうがよい病気です。

原因
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)は、ヒトパピローマウイルスが皮膚に感染することで発症します。
ウイルスのタイプによって、症状を引き起こしやすい部位は異なり、手に起こすタイプや足に起こすタイプなどさまざまです。
ヒトパピローマウイルスは、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)を有する人と接触することで感染が拡大します。
そのため、プールや公衆浴場の足場などを介して感染することがあります。
家族内では、タオルを共有することなどから感染する可能性があります。
また、体の一カ所に症状があると、体の別の部位にもウイルスが広がり、発症するリスクとなります。
ヒトパピローマウイルスに感染すれば必ずしも病気を発症するというわけではありません。ただし、HIV感染者や免疫抑制剤使用中は、病気を発症するリスクが高まります。
症状
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)を発症すると、皮膚に盛り上がりがみられるようになります。
皮膚局面はやや硬くごつごつしており、一般的には「いぼ」として認識されます。
色は、白やピンク、灰色がかかった感じなどさまざまです。
点状の小さい血管がいぼのなかにみられることもあります。
また、尋常性疣贅は、指先、手のひら、膝の裏、足の裏などに多くみられますが、体中どこでも生じる可能性があります。
検査・診断
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)は、ウイルス感染によって引き起こされる病気です。
より確実に診断するために、病変部位を切除してウイルス由来の抗原やDNAなどの検出が行われることがあります。
また、皮膚の病変部位を詳細に観察することで診断がつけられます。
皮膚に存在する小さい血管がイボの内部で混在するため、メスなどで削り取ると点状の出血をすることがあります。
この変化は、同じくイボとして認識されやすい魚の目などとの鑑別に利用されることがあります。
治療
当クリニックでは液体窒素を用いて治療をいたします。
痛みを感じないように患者さんの反応を見ながら丁寧に処置をいたします。
液体窒素の効果が出やすいように、肥厚した角質を除去する必要があれば併せて行います
一回の処置を時間をかけて行うことで、治癒までの通院回数を減らすことが可能です。
また漢方薬を使用、あるいは併用した治療も行っております。
お子さまだけでなく、おとなの方の治療も行っております。

夜尿症で受診される方へ~夜尿症外来のご案内~

夜尿症外のイメージ写真

当院ではお子さんから成人の方まで夜尿症の相談を受け付けております。
「夜尿症」は「おねしょ」の違いは年齢です。
生まれて2歳頃までのお子さんは毎晩おねしょをしますが、それは排尿に関わるメカニズムが未熟であることが原因であり、成長とともにその頻度は減っていきます。乳幼児期の夜尿を「おねしょ」と言いますが、5歳以降で月1回以上のおねしょが3か月以上続くものは「夜尿症」と定義されています。
 時々おねしょをしてしまう程度のお子さんの比率は5~6歳で約20%、小学校低学年で約10%と減少しますが、10歳児でも約5%にみられます。ごくまれに成人まで続くケースもあります。
夜尿は自然に治っていく例が多いのですが、学齢期になると、夜尿のために心理面や社会面、生活面に影響を及ぼすこともあります。ご本人やご家族が悩んでいるようであれば、年齢や程度にかかわらず、受診して相談して頂くことをお勧めいたします。

 

夜尿症外来の流れ

  1. 受診される数日前に必ずお電話にてお問い合わせください。
    事前に採尿容器、夜尿症相談シートを取りに来ていただきます。
    直接ご来院いただいても診察できませんので、必ず事前にご説明をお受けください。
    初診時は検査、診察、カウンセリングを行うため約1時間ほどお時間を必要といたしますので、ご了承の上受診してください。
    また母子手帳、お薬手帳も可能であればご持参ください。
  2. 受診当日の朝一番の尿を採ります。受診時は尿を膀胱にしっかりためた状態で来院して頂き、超音波検査を行います。
    受診前に排尿を済ませてしまった場合には検査ができませんのでご注意ください。
  3. 結果が出ましたら、カウンセリングを行います。
  4. 治療方針を決定し、必要であればお薬を処方します。
  5. 夜尿の記録用のノートをお渡しいたしますので、次回の診察までに記録をお願いします。
  6. 2回目の診察は通常2週間後になりますので、窓口で次回のご予約をお取りください。
  7. 検査の結果、必要があると判断した場合には、専門医療機関にご紹介させていただくこともございます。
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