2023年今年もお世話になりありがとうございました
当院は12月27日で年内の診療を終了いたしました。
無事に今年を終えることができたのも、ひとえに皆様のご理解ご協力の賜物であると感じております。
心より感謝申し上げます。
今年は5月より、新型コロナ感染症が5類扱いとなり、社会生活も制限が解除された事で、逆に様々な感染症が流行し、また昨今の医薬品不足もあり、現在も医療現場は混乱した状況が続いております。
自身も年齢的に体力も低下して、心身ともに若い頃のようにはいかず、時には疲労困憊で倒れそうになりながらも診療を続け、精神的に参った時にはスタッフに愚痴を聞いてもらい、みんなで助け合いながらこの1年間診療を続けてきました。
スタッフの1人は現在育休中ですが、ちょうど診療が混み合う大変な時期に重なってしまいましたが、誰も文句を言わず協力しながら頑張ってくれました。
全員が子育てと仕事の両立に苦労しているので、非常に理解のある職場であると自負しております。
世の中が、出産や子育てをしながらも、仕事を続けていける温かい環境になってくれたらと願います。
当院も来年で7年目となります。
全年齢の全身を診ることを理念として、来年も引き続き、地域医療に貢献すべく努力を重ねていく所存でございます。
至らない点が多々あることは承知しており、それでも前に進んでいかなければと思っております。
どこまでやっていけるかわかりませんが、地域の皆様に必要とされている限り、期待に応えられるように頑張りたいと思っております。
来年が皆様にとって幸せな一年になりますように。
更年期
女性なら誰もが避けては通れない更年期。
女性ホルモンエストロゲン分泌の急激な減少により生じるもので、症状はホットフラッシュ、のぼせ、倦怠感、不眠、不安等、様々で、またホルモンの減少だけでなく心理的な要因(仕事や家庭環境など)により個人差が激しく、症状も一定ではなく、時間とともに変化します。
そのため、その時の症状の緩和を目的として漢方薬を用いられることもあります。
一度しかない人生、今の時間を大切に過ごすために”つらいのがあたりまえ”と思わず、漢方薬等を利用して、自分をいたわってあげてはいかがですか。
わき汗・手汗
気づけば早いものでもう9月です。
過ごしやすい日があるものの、まだまだ暑さも続きますね。
暑いと汗をかきますが、その量が多くてお困りの方も中にはいらっしゃるかと思います。
わき汗、手汗はそれぞれ「原発性腋窩多汗症」「原発性手掌多汗症」という病名があり、症状によっては保険で治療ができます。
「原発性手掌多汗症」については、最近二宮和也さんがテレビCMをしていますね!
《多汗症の診断基準》
・最初に多汗症状が出たのは25歳以下である
・左右同じように汗がでる
・睡眠中は発汗が止まっている
・1週間に1回以上、多汗症状が出る
・家族にも同じ症状の人がいる
・多汗症状のために日常生活に支障をきたしている
「明らかな原因がないまま、6か月以上局所的に必要な量を超えて汗をかいている」ことと、上記の項目が2つ以上当てはまっていると「多汗症」と診断されます。
最近では薬の選択肢も増え、症状やライフスタイルに、より適した治療が見つかるかもしれません。
わき汗、手汗でお困りの方は、一度ご相談にいらしてください。