西立川おとなとこどもの
クリニックのブログ 診療について

花粉症改善の注射について

今年もスギ花粉症の季節がやってきました。
昨年夏の日照時間が長かった影響もあり、また昨年が比較的飛散量が少なかったことから、今年は昨年の3倍程度の花粉飛散量の予想となっています。

昨年まではお薬無しでも大丈夫だった方でも、今年は必要である場合もあるかと思います。
また早めに内服を始める方が、お薬の効果も発揮しやすいと言われています。

万が一、例年のお薬では症状が治まらない場合や、お仕事の事情でお薬の内服ができない方には、注射の治療もあります。
毎年受けられる方も多くご好評頂いております。

自費にはなりますが、大体ワンシーズン一回の注射で済むことが多いので、保険で診察、処方の場合と比べてご負担はそれほど変わらないケースが多いです。

ご希望の方はお気軽にスタッフまでお問い合わせください。

また今年度、新規に舌下免疫療法を開始されたい方は6月になりましたら開始可能ですので、その頃に受診をお願いいたします。

発熱症状で受診される患者様へ

現在、発熱された方は発熱外来にてお電話でご予約された方のみ診察させて頂いております。診察ご希望の方は必ず診療時間内にお電話でご予約をお取り下さい。

インターネットで予約を取ることはできません。また直接ご来院でご予約は承れません。

当院は発熱外来指定医療機関となっております。発熱外来が最初に設置された当初から一貫して発熱並びに新型コロナ感染の患者様の診療を行なっております。

新型コロナ感染症の疑いのある患者様は現在隔離室での診察が義務付けられておりますが、当院には隔離室が2部屋しかないため1日に診察可能な人数に限りがあり、医師1人で一般診療と並行して診療しておりますので、お待たせする場合がございますが、ご了承下さい。

当院の発熱外来では丁寧な診療を心がけており、お一人お一人お話しを伺い診察をしてから検査、結果をご説明してからお薬のご説明、発生届の聞き取りを行いますので、お一人の受付から診療終了まで大変お時間を要します。

できるだけ多くの方が受診できるよう、検査の結果が出るまで原則自宅かお車でお待ち頂くようにお願いしております。

なお隔離室に入室された方は院内のトイレやキッズコーナーは利用できませんのでご了承ください。

予約が取れない、お電話が繋がらない事で、心無い言葉をスタッフにかける方がいらっしゃいますが、連日の業務でスタッフも疲弊しておりますので、どうか穏やかな言葉かけをお願いいたします。

恫喝や暴言、執拗なクレーム、予約後の意図的な無断キャンセルなどをされる場合、医師応召義務の拒否可能要件にあたる、「医師と患者様の信頼関係が破綻していること」に当たると判断し、以降の診療をお断りさせて頂くことがございます。当院では診療上や予約時のトラブルに対して解決に際し代理人として顧問法律事務所が対応させて頂く場合がございます。

院長は認定産業医でもあり、産業医の立場からも、クリニックスタッフのメンタルヘルスを守る事は、労働環境を改善し、長く地域に貢献する安全な医療を持続可能とする為に重要な事であると考えております。

スタッフ達も自らコロナに感染し体調を崩しながらも復帰して、怯むことなく今日も診療に従事しており、日々感染のリスクに晒されながら、このクリニックに勤務してくれている事に感謝するとともに、申し訳無く思うことも多々あります。

毎朝、できる限り多くの発熱者を診察しようと準備と決意をして皆様をお迎えしております。

どうか私達の気持ちと決意をご理解頂き、ご協力を賜われますよう、よろしくお願い申し上げます。

本日より診療を再開いたしました

長らくご心配ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。職員の体調が回復し、安全が確認できましたので、本日より通常診療を再開いたしました。

休診の間、ほとんどの方が予約の変更に快く応じて下さり、心より感謝申し上げます。

さらに、新型コロナを含む様々な感染症の流行に伴い、本日は院内が大変混み合いまして、ご迷惑をおかけいたしました。

しかしながら、今回、職員もこれまでの肉体的精神的な疲労が蓄積していたのを実感いたしました。

そもそも当クリニックは小規模なクリニックであり、これ程大勢の患者様を受け入れる体制がありません。随分以前から、インフルエンザが流行する時期などはキャパオーバーな状態でした。

新型コロナが流行し、発熱外来を開始し、近隣のクリニックが何箇所か閉院したり、他院からの転院の患者様も急激に増え、日々の対応に終われ、自身が目指す理想の医療から遠ざかっているように思えることも時折あるようになりました。

世界の平和が脅かされ、経済状況も悪くなり、日本の医療を取り巻く状況も徐々に悪化しているように思います。

果たして今後、自分の力でこの難局を乗り切っていけるのか、体力的にも精神的にも、自信が無くなってきてしまいました。

患者様の要求に十分に応えてられないこともあります。

例えば、現在、様々な医薬品が出荷調整という名の元に流通が止まってしまっています。

在庫が無くなり処方できない薬も多数あります。

また、新型コロナの検査キットもつい最近、出荷調整がかかり、必要な数の確保が今後困難になることが予想されます。

このような状況の中で、地域の皆様に果たし十分な医療を提供できるのかどうか、見通しが厳しく、悩んでおります。

定期的に受診されている患者様の中には、本日も温かい励ましの御言葉をかけていただき、差し入れを頂いたり、大してお役に立てていない私達を逆に支えて下さる方々が大勢いらっしゃいます。

しかし、なんとか期待に応えたいと思っても、時には心が折れそうになることもあります。

今後、世の中の状況が悪化していく中、私達ができる医療とは何なのか、ここで改めて考えてみる必要があるのではないかと感じております。

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