西立川おとなとこどもの
クリニックのブログ 病気や健康に関するコラム

感染症の予防について

ここ最近で新型コロナウイルス感染者数が一気に増加しました。

世間ではGO TOのせいではとにわかに中止したり、国全体がバタバタしている状態で、不安を感じている方もいらっしゃると思います。

これは全くの私見ですが、おそらく季節が寒さと乾燥の時期を迎えた事が1番の要因だと思われます。

理由として寒さ故に換気を怠ってしまう、湿度が下がりウイルスが拡散しやすくなる、寒くなり人間の免疫力が低下するなど、これは毎年この時期に風邪やインフルエンザが流行するのと同じ原理かと思います。

ワクチンがない現在、風邪やインフルエンザ、コロナを予防するためにはどうしたらよいのでしょうか?

最悪感染してしまったとしても軽い症状で済ませることができれば、それでも可であると考えてみます。

全ての基本は睡眠、栄養、運動です。

当たり前のようでこれが大変難しいのです。

不眠症の方や運動不足の方は大変多いですし、栄養をバランス良く摂取するとなるとさらに努力が必要となります。

それから身体を清潔にすること。

手洗いうがいだけではなく、お口の中を歯や舌も含め清潔にする、歯周病や虫歯は早めに治療することが大切です。

死因の上位に来る肺炎のうち大部分が今や誤嚥性肺炎であるという事実があります。

口腔内の病気は全身に影響を及ぼします。

また入浴した後の保湿をし、お肌を健康な状態に保つ事も重要です。

皮膚は身体中で1番大きく外に露出した臓器で、身体を外敵から保護する働きがあります。乾燥すると皮膚のバリアが破壊され、様々なウイルスや細菌、アレルゲンなどの侵入を許すことになります。

乾燥するこの時期、お肌のケアも大切な健康管理となります。

報道等で突発的なニュースを耳にし、精神状態を害してしまう方もおられるでしょう。

辛さを感じたら無理せず信頼できる人と辛さを共有したり医師に相談して下さい。

嫌なニュースはあえて見ない聞かないことも必要かと思います。

今日もクリニックは、ワクチン接種やお風邪や皮膚のトラブルで受診された方が大勢いらっしゃいましたが、皆さんおだやかにお話しされていて笑顔も見られて、私自身励まされホッとしました。

かかりつけの患者様を医療面からサポートして、なんとかこの難局をみなさんと協力しながら乗り越えたいと思っています。

前向きに直向きに。

そして過去の辛かったことや苦しかったことを乗り越えた経験が自分を支えてくれているような気がします。

親切にしてくれる人、優しく接してくれる人、励ましてくれる人、オンラインが主流になっても、人と人との心の繋がりはきっとあるはず…

それを大切にしながら、明日からも頑張っていこうと決意しながらブログを書きました。

ここまで読んでくださってありがとうございます。頑張ります!

不安な気持ちの乗り越え方

少し大げさなタイトルになってしまいましたが、これは教科書的な事ではなく、自身の実践していることだったり、ポジティブな人生の先輩方から教わった方法ですが…

今のように見通しが立たない悪い状況下にいる場合、今日一日、あるいは明日一日くらいまでのことだけを考えて生活できたらそうしてみる方法です。

そもそも今は刻々と私達を取り巻く状況が変わっていくので、あまり先のことを考えても予想通りにはなりません。もちろん非常事態に備えて準備することは大切ですが、先々を心配して思い巡らすことは意味が無いように思います。

例えば今日一日、お天気がよいから家事を全て終わらせよう、夜お店が空いてからスーパーに買い出しに行こう、スタッフから勧められた煮込みハンバーグを作ってみよう、推しメンが出ているテレビ番組を見よう、とだけ考えて、それを実行してハイ!OK

夜になり、明日からまた仕事だけど、早めに行って打ち合わせしないとかな、くらいです。

とりあえず今日の夜までの状況としては、家族も皆健康で、スーパーで商品も普通に買い物できたし、布団干しや洗濯物も片付いて、夕飯も上手にできて美味しかったし、何もトラブルはなかった。

ということは今日一日のことだけを考えれば辛くはならない訳です。

しかし、もし先々のことまで考えたとしたら、

もしも自分や家族が感染してしまったらどうしよう

感染がどんどん広がって失業してしまったら

日本の経済が回らなくなって不況になったらどうしよう

もしかしたらさらに災害がおきるかもしれない

と、考えれば考えるほど、どんどん不安になってしまうと思います。

とことん考える事で決断できたり答えが出る事は考えてもよいでしょうけど、どんなに考えたとしても、誰もが経験したことの無い未知の出来事に世界が遭遇している状況で、考えても答えは出ず、不安が強くなるだけで良い事はあまり無いと思います。

なので自分は、もし最悪の事態になったらそれはそれで運命だと思うしか無い、考えたとしても回避できない運命なら、自分で色々考えても仕方ない、それより今日一日をいかに充実して楽しく過ごすか、明日一日をどうやって安全に過ごすか、それだけを考えるようにしています。

気持ちが辛くなっている方は、朝起きたら、今日も命があることに感謝して、夜までどうやって過ごすかだけ考えてみてください。その中で1つでも何か楽しみと思えることを探してみて下さい。そして夜寝る時に一日がんばった自分を褒めてあげて下さい。

そんな一日一日を積み上げて行けば、いつか皆が安心して笑って過ごせる日々が戻る時が来ると信じましょう。

その一日一日の中には、辛い現実を受け止めなければならない日もあるかもしれません。もしそうなら、その日はその現実を受け止めることだけに耐えましょう。そしてそのような思いをしている人が他にも沢山いらっしゃることを思ってください。あなただけではないと。

こんな偉そうなことを書いていますが、自分に言い聞かせながら書いています。

今までも人生で辛いことが沢山ありましたが、随分若い頃から、前述の小刻みに考える方法で、困難を乗り越えてきたように思います。

子供達が今の状況に弱音を吐く時に、「世界の子供達がみんな同じように辛いんだよ、1人だけではないと、だから焦る必要はないし、今日一日を大切に過ごそうね」と声かけしています。

でもそんな事を言って明るく振る舞う自分も、内心は不安なのです。

毎朝、出勤中に気持ちを奮い立たせる音楽を聴きながら、仕事に向かいます。

もしも辛い気持ちに耐えかねて、体調を崩してしまうようなことがあったら、ご相談下さい。自身も悩んでいるからこそ、患者さんの気持ちを理解できることもあると思います。

諦めずに、一緒に乗り越えていきましょう!

開院祝で頂いた胡蝶蘭

スタッフが上手にお世話してくれて、今年もまた綺麗に花が咲きました

世界が安らかな時も困難な時も、花は咲き季節は巡っていくのですね

不眠症の講演会

昨日、立川市国立市昭島市医師会主催の合同の講演会に行ってきました。

テーマは「不眠症」です。本年4月から、依存性のある睡眠薬の一年以上の継続処方をした場合はペナルティが課されることになりました。

ベンゾジアゼピンという種類の抗不安薬や睡眠薬は、長期内服や大量内服で依存ができ、やめたくてもやめられない、やめると症状が悪化するなどの問題が起きてしまいます。

しかし、少量を短期間で使用する分には、治療効果は高い薬です。

不眠の患者さんが受診しても、安易にベンゾジアゼピン系の薬剤を処方せずに、まずはそれ以外の薬や生活習慣の改善をはかる、仮に処方しても多剤併用や長期処方を避けるなど、当たり前のことですが安全に患者さんの治療を行えるように配慮が必要であることを義務化した方針なのだと思います。

医師側の心構えだけでなく、患者さんのご理解ご協力も必要となりますので、医師の説明をよく聞いて頂いた上で、質の高い睡眠を取れるような治療ができればと思います。

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