西立川おとなとこどもの
クリニックのブログ 予防接種について

インフルエンザワクチン接種を開始しております

今年度はあえて予約制にはしておりません。

コロナや風邪が流行していることから、予約した日にちに接種できないケースも多くなると予想したことと、ワクチン供給が滞りなく行われる予想となっているため、体調が良くスケジュールが空いている時に急にご来院頂いても接種可能とした方が、皆様の利便に叶うと考えたからです。

実際に予約不要になったことで大変ご好評を頂き、大勢の方が接種にいらっしゃるようになりました。

接種をご希望される方は診療時間内にお越しください。問診票を書く時間がありますので、少し早めにいらして頂くか、予め記入してから来院頂くとスムーズに接種を行えますのでご協力よろしくお願いします。

なお、以下に該当する方は接種できませんのでご了承下さい。

①体温が37.5℃以上の方

②何らかの体調不良がある方、病気に罹患して間もない場合など、医師が診察の上接種不可と判定した方

③コロナワクチン接種前後2週間以内の方

④自治体の公費を利用する方で、保険診療を行った同日

⑤立川市在住65歳以上の方で自治体公費利用の場合、市から送付された問診票をお持ちでない場合

⑥お子様が注射が苦手で暴れてしまい親御さんだけで抑えることができない場合は、スタッフで無理矢理抑えて接種はできません。これは、感染予防と同時に迷走神経反射を避ける為と、精神的トラウマを防ぐ安全上の措置です。小児科専門のクリニックの中にはスタッフで抑えたり、ネットなどの道具を使って抑制して採血や注射をするところも存在しますが、当院では行っておりませんので、ご了承の上ご利用下さい。注射をすることを隠して連れて来たりするとお子様もショックが大きく、信頼関係を損なう原因となります。注射が病気予防に必要で、痛いけれど我慢したらすぐに終わってご褒美がもらえるよ、と説明をしてあげてからクリニックにいらして下さい。お子様の健やかな成長をサポートするため、ご理解ご協力よろしくお願いします。

インフルワクチン接種始まりました

今年はあえて予約制にせず、直接来て下さっても接種できるようにしました。

ワクチンが十分に確保できる見通しであることや、クリニックへの問い合わせ電話が多く、電話が繋がりにくい状態が続いていることなどから、診療時間内にクリニックにお越し頂ければ、接種は可能となっています。

65歳以上の方は必ず自治体から送付された用紙をお持ちください。今年度も無料で接種できます。10市の乗り入れ対象のため、立川市だけでなく近隣の市の方も接種可能となっております。

立川市のお子様は当院に用紙がございます。予め用紙をお持ち帰り頂き接種日に持ってきて頂くことも可能です。お子様は立川市の方のみとなりますので、ご了承下さい。

自治体公費を使用される方は、同じ日に保険診療はできませんのでご了承下さい。

生後半年から接種は可能ですが、ご心配な方は事前にご相談ください。

子宮頚がんワクチンをご検討の方へ

2022年度より、子宮頚がんワクチンの積極的勧奨が再開します。これに伴い、当院でも公費対象であるガーダシルと、自費ではありますが効果の非常に高いシルガード9の接種を開始いたしました。(サーバリックスについては流通不安定で入手が困難となっていることから現在お取り扱いを停止しています)

世界では子宮頚がんワクチンは特に問題無く接種が進んでおり、このため子宮頚がん罹患率や死亡率も低い値となっておりますが、日本では積極的勧奨が中止となり接種がほとんど行われなかった影響もあり、他国に比較し明らかに罹患率や死亡率が高くなっております。この事から考えても、非常に効果の高いワクチンといえます。

子宮頚がんワクチンについては日本において過去に重篤な副反応が報告されたため、副反応をご心配され接種を迷われていらっしゃる方も多いと思われますので、参考になるかはわかりませんが、院長の娘2人に接種した感想と副反応についてご報告しておこうと思います。

まずは親の気持ちですが、正直私も副反応が心配でした。しかし、ここ数年、自分と同じ年代の友人達や知り合いが子宮頚がんになり、手術を受けたケースが多く、身近に恐怖を感じた事や、自費ではありますが、効果の非常に高いワクチンが登場し、接種する利益が高いと判断して、思い切って接種を受けさせることといたしました。ただ、実際に接種を受けた人が周りにおらず不安ではありました。しかし、患者の皆様におすすめするのに、自分の娘に接種ができないのでは矛盾してしまいます。言葉は悪いですがまずは自分の娘で実験してみる、といった気持ちで接種を行いました。

まずは娘達に接種の意思があるかどうかを確認しました。過去の副反応で訴訟が起きている事も伝えて、接種の効果についても説明したところ、2人ともぜひ接種したいと希望し同意したため、接種に至りました。

2人とも基礎疾患やアレルギーはありません。

2人ともおおらかで細かいことは気にしない性格で、病院や注射に対する恐怖心はありません。

過去の接種については、コロナワクチンで翌日だけ発熱しましたが、それ以外のワクチンで副反応は経験はありません。

接種は当院で、ワクチンはシルガード9を選択し、医師監督下で筋肉注射の手技に慣れているベテランのナースが行いました。

本人達の感想は、接種時の痛みはコロナワクチンの3倍くらい強い痛みで接種後数分続いたが、その後は気にならなくなったとのことです。接種後の体調不良は一切ありませんでした。

またシルガードを取り扱うメーカーの社員の娘さんも3回の接種で、接種時の痛み以外の副反応は無かったと聞いています。

仲良くさせて頂いている婦人科の先生方からも、シルガードに関しては異常の報告は聞いておりません。

公費を利用される方はガーダシル、自費でも可能な方はシルガードをおすすめいたします。

当院での費用は、シルガードは一回3万円(税抜)で、合計3回接種となります。

自費診療ではありますが、国が今後定期接種に移行を検討しており、副反応報告をする目的で個人情報の登録が必要となります。接種をご希望される方には御案内させて頂きます。

また子宮頚がんワクチンは安全上、お電話での完全予約制で行います。接種対象の方が少なく、ワクチン代が高価なため、ワクチンは取り寄せし事前精算となり、原則キャンセルはご遠慮頂いております。(体調不良などによる延期は可能です)

ガーダシルをご希望の方で、公費での接種対象になっていらっしゃる方は、問診票と母子手帳を必ずお持ち下さい。

ご不安な方は事前にご相談にのりますので、お問合せ下さい。

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