生活習慣病で受診を希望される方へ
- 2018.08.27
現在生活習慣病をお持ちで、他院にかかりつけの方で、何らかの事情やご希望で当院へかかりつけ医を変更されたい場合は、お薬手帳をご持参頂ければ、当院で治療を引き継ぐことが可能です。
また、健診で異常値を指摘された場合の二次検査や、要治療と判断した場合の医学的管理、治療も行なっております。
最近多いのは、高血圧と言われ、ずっと同じ薬を出されているが、本当に飲む必要があるのか、やめられないだろうか、というご相談です。
このように、今までの治療が適正であるかどうか、内服薬をやめて、生活習慣の改善でなんとかならないか、などの相談や診断も行なっております。
生活習慣病の治療も日進月歩で、次々と新しい知見が生まれ、治療薬も変わっていきます。
院長は新薬や新しい治療のエビデンスを日々学び、積極的に取り入れて診療を行うことを心がけております。
高血圧の患者さんで1年以上同じ血圧のお薬を処方され、ずっと高い血圧のまま我慢されていた方に、比較的新しいお薬に変更したところ、数日で血圧が落ち着いて、驚かれたことがあります。元々内服していた薬の5年後に発売された薬で血圧が改善した例です。
最近まで高血圧を改善するためには塩分を控えるのが重要と考えられていました。もちろん、それも大切なのですが、それ以上に影響を与えるのは体重のコントロールであるということがわかってきました。メタボの場合、ダイエットすることで、高血圧にも良い影響を与えることがわかってきたのです。
アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬などの治療薬もどんどん進化し、寛解状態になったあとの管理も昔とは変わっています。
総合診療なのでカバーする範囲も広く、勉強量も膨大ですが、時間が許す限り、知識の習得に努めて、日々の診療に還元していきたいと思います。