西立川おとなとこどもの
クリニックのブログ 病気や健康に関するコラム

皮膚科勉強会

今晩、立川で多摩皮膚科フォーラムに参加してきました。

アトピー性皮膚炎と帯状疱疹についての専門家の先生の貴重なお話を伺うことができて大変有意義な会でした。

夏にも尋常性乾癬治療についての勉強会に参加しましたが、皮膚科の治療も日進月歩で、新しい患者さんにも負担が少なく効果が高い治療がどんどん出てきていますので、日々勉強が必要だと実感しています。

特に開院後は、水痘と帯状疱疹の患者さんが大勢受診されています。1歳前の赤ちゃんから、ご高齢の方までいらっしゃいましたが、幸い全例が治療または改善されています。

万が一重症化した場合には入院が必要になる場合もありますので、油断できない病気です。

帯状疱疹が治癒しても重症化した場合には痛みだけが残ってしまい、その治療の方が難航する場合もあります。

最近、帯状疱疹予防に水痘ワクチンが有効であるため、50歳以上の方に任意接種を推奨されるようになりました。

お子さんは定期接種となっていますが、おとなの方は過去に水痘にかかっていても、水痘患者さんとの接触がないと免疫力が低下して潜んでいる自身のウイルスが再び帯状疱疹となって発症することがあるため、是非ワクチン接種をお勧めいたします。

ご希望される方はご予約の上ご来院下さい。

接種費用についてはホームページをご覧下さい。

生活習慣病で受診を希望される方へ

現在生活習慣病をお持ちで、他院にかかりつけの方で、何らかの事情やご希望で当院へかかりつけ医を変更されたい場合は、お薬手帳をご持参頂ければ、当院で治療を引き継ぐことが可能です。

また、健診で異常値を指摘された場合の二次検査や、要治療と判断した場合の医学的管理、治療も行なっております。

最近多いのは、高血圧と言われ、ずっと同じ薬を出されているが、本当に飲む必要があるのか、やめられないだろうか、というご相談です。

このように、今までの治療が適正であるかどうか、内服薬をやめて、生活習慣の改善でなんとかならないか、などの相談や診断も行なっております。

生活習慣病の治療も日進月歩で、次々と新しい知見が生まれ、治療薬も変わっていきます。

院長は新薬や新しい治療のエビデンスを日々学び、積極的に取り入れて診療を行うことを心がけております。

高血圧の患者さんで1年以上同じ血圧のお薬を処方され、ずっと高い血圧のまま我慢されていた方に、比較的新しいお薬に変更したところ、数日で血圧が落ち着いて、驚かれたことがあります。元々内服していた薬の5年後に発売された薬で血圧が改善した例です。

最近まで高血圧を改善するためには塩分を控えるのが重要と考えられていました。もちろん、それも大切なのですが、それ以上に影響を与えるのは体重のコントロールであるということがわかってきました。メタボの場合、ダイエットすることで、高血圧にも良い影響を与えることがわかってきたのです。

アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬などの治療薬もどんどん進化し、寛解状態になったあとの管理も昔とは変わっています。

総合診療なのでカバーする範囲も広く、勉強量も膨大ですが、時間が許す限り、知識の習得に努めて、日々の診療に還元していきたいと思います。

気候が不安定な時の体調について

最近、急に涼しくなり、特に夜から朝方にかけ気温が低くなっています。

また異常気象で台風が多発しており、来週は二つの台風が重なって日本にやってくる予想になっています。

このように、天気が急変したり、気圧の変動が激しいと、体調を崩しやすくなります。

特に、自律神経系の疾患、喘息や心疾患、偏頭痛、痛みを伴う疾患をお持ちの方は、発作が起きやすくなったり、症状が出やすくなったりします。

症状が起きてから悪天候の中受診しなくても済むように、予め受診して相談していただくようにして頂くのも安全な方法と考えます。

例えば喘息であれば、台風が来る前日あたりから吸入薬使用を追加したり回数を増やしたり、症状が悪化する可能性があるかどうかを医師から聞いておくだけでも心の準備ができ、安心できることもあると思います。

私が研修医で内科のローテート研修で呼吸器科を回っている時に、日曜日の雪の朝、救急車で搬送された若い男性がいました。小学校の先生をされていた方だったと記憶しています。喘息の既往はありましたが、ずっと発作は無く落ちついていたので定期的な治療も受けていなかったようです。挿管されICUで治療を受けましたが、自分が主治医ではなくはっきり覚えていませんが、何らかの合併症があり亡くなってしまいました。

それ以来、雪や台風の予想が出ると、外来に来る喘息の患者さんに、注意を呼び掛けるようにしています。

自然の脅威の前で人間は弱い存在です。だからこそ、人間は科学の力で身を守る術を身につけて今日まで生き延びてきました。

これからも奢ることなく、自然の大いなる力に畏怖の念を持ちつつも、微力ながら患者さんの命をできる限り守っていきたいと思います。

Page Top