2020 年度インフルエンザワクチン接種について(予告)
今年もインフルエンザワクチン接種の季節が近づいてきました。正式な詳細はまもなくホームページに公表いたしますが、最近お問い合わせも多く頂いておりますので、こちらに予定を記載させていただきます。
今年度は、週2日は診療時間を延長してインフルエンザワクチン接種専用枠を設け、学校やお仕事帰りに接種が受けやすいように配慮する予定でおります。
ご予約は9月15日頃よりお電話でお受けする予定です。
今年から各自治体の助成が拡充され、65歳以上と小学生以下の方は割引料金で接種が受けられます。
詳しくは今週中にはホームページにて公表いたします。
助成の関係で料金や手続き方法がかなり複雑になっておりますので、ご確認の程お願い申し上げます。
接種開始は10月1日を予定しておりますが、立川市在住の小学生以下のお子さんで助成を利用される方は10月15日からとなります。
ワクチン接種をしてインフルエンザ流行を予防し、コロナ流行の早期収束に役立てましょう!
新しい帯状疱疹予防ワクチンについて
これまで50歳以上の方の帯状疱疹の予防として、水痘ワクチンを接種していましたが、有効率は60〜70%程でした。この度2020年1月に有効率の高い新しいワクチン(シングリックス)が発売され、当院でも7月より採用しております。
50歳以上の方で、2か月間隔で2回接種するワクチンです。有効率は大変高く、帯状疱疹予防効果は50歳以上で97%、70歳以上で90%以上と報告されています。
自費診療で2回分合計で40,000円(税別)になります。
重大な副作用報告はありませんが、接種時と接種後2〜3日、接種部位の痛みを伴うことがあります。
当院では予め、痛みを緩和する処置ないし処方を併用しております。
帯状疱疹はヘルペスウイルスよって引き起こされる感染症で、小児期に水痘に感染したことのある方はどなたでも発症する可能性があります。
発症した場合、症状が重かったり部位により入院治療が必要であったり、麻痺や脳炎などの合併症や後遺症が残ることもあります。また帯状疱疹後の神経痛は薬で治療してもなかなか改善せず、数ヶ月に渡り辛い痛みが続く場合があります。
50歳以上の方で、帯状疱疹を繰り返していて今後の再発を予防したい方、まだかかったことは無いが発症しないように対策をご希望される方、ぜひ一度ご相談下さい。
おたふくかぜワクチン、最終受付時間変更などについて
お子様の1歳で行う予防接種5種(ヒブ、肺炎球菌、MR、水痘、おたふくかぜ)のうち、現在おたふくかぜのみが公費になっておりません。一部の自治体では独自の補助制度があるようですが、無い自治体もあります。しかし、おたふくかぜは現在も時々流行があり、心配な合併症もあることから、当院でも積極的に接種を勧めてまいりました。それでもやはり自費であることを理由に接種されない方も多く、また補助のある自治体から当院に通院されているかかりつけの方が、お住まいの地域では補助が受けられるのに、わざわざ補助を受けずに当院に接種に来てくださる方もいらっしゃる状況を考え、何か当院で皆様にお役に立てることはないかとスタッフ全員で検討した結果、6月より、おたふくかぜワクチンを含む4種以上のワクチンを同時に接種される場合に、おたふくかぜワクチンの料金を6000円→3000円と値下げさせて頂くことにいたしました。これにより、補助をしている自治体で接種する場合と同じ料金で接種が可能となります。この機会にこれから1歳を迎えられる方はぜひおたふくかぜを含む接種を当院で受けられるようお勧めいたします。
また午後の診療時間の最終受付をしばらく5時までと短縮させて頂くことにいたしました。理由としては、テレワークや学校保育園のお休みなどで5時以降にいらっしゃる患者さんが少ないこと、感染症対策の清掃、換気、消毒に時間を要すること、健診予防接種の増加に伴い、午後の診療が非常な多忙であり、スタッフの疲労が見られることなどから、しばらくは時短診療とし、新型コロナの流行状況を見ながら、従来通りの診療時間に戻して行く予定でおります。5時までに受付を済まされた患者様につきましては直接来院の方も診療させていただきます。ご事情でどうしても5時を過ぎてしまう場合には個別にご相談下さい。申し訳ありませんがご理解の程よろしくお願い申し上げます。
新型コロナウイルス関連では、抗体検査をご希望される方に行っております。過去に新型コロナウイルスに感染したかどうかの参考となる検査です。詳しくはホームページをご覧下さい。
今後も流行の状況で、診療時間の変更や休診日変更など行う場合がありますので、ご来院前に必ずホームページやお電話でご確認の上、できればご予約をお取りになってからお越し下さい。よろしくお願い申し上げます。