西立川おとなとこどもの
クリニックのブログ

現在の感染症対策

コロナ流行に伴い、急遽進めてきた院内での対策ですが、最初は慣れなくてバタバタしていましたが、最近はスタッフも対応に慣れてきて、スムーズな運用ができるようになりました。

患者の皆様は「受診したいけど、コロナが心配で」とお考えの方もいらっしゃると思いますし、実際にお問い合わせもありますので、今回は当院が行なっている実際の感染症対策についてご紹介させて頂きます。

まず院内全体の環境ですが、以前もお話ししていますように2方向に全面開放できる大きな窓があります。開け放すと数分で院内の空気が入れ替わります。もちろん換気装置や空気清浄機、薬剤噴霧も行っていますが、外気を入れる換気には叶わないので、ビル内のクリニックにしては非常に恵まれた環境かと思います。現在は大雨の時以外は常時開放しております。初めて受診される皆様も安心される方が多いです。

また隔離室が2箇所、待合室も大小合わせて3箇所設置しています。

今のところ、風邪症状の方は2箇所の隔離室で対応ができており、患者様もいきなり入室されずにインターホンを押してくださるので、ご協力頂き感謝申し上げます。

当院は検査におきましても、スタッフ、感染者、非感染者の導線を分けており、検査室も二本の別ルートを行き来して可能となっています。ここは、クリニックを作る時に院長がこだわった1番のポイントです。コロナの流行以前から、インフルエンザの流行期などに、院内感染を防ぐ目的として譲れないポイントでした。通常のクリニックでは、スタッフの通る通路は狭く作ってあることが多いのですが、当院ではかなり広く幅を取っていて、いざと言う時に患者さんも安全に通行可能となっています。

また全ての扉や窓を開けると、南北に風が一気に通り抜ける作りとなっていて、短時間で換気が容易です。

診療面ですが、現在14時からの予防接種、健診専用時間帯を拡大して、できるだけ専用時間帯で安全に受診ができるように予約枠を増やしています。生後半年以内の皮膚疾患や育児相談なども、この時間帯にお受けしています。この時間帯はお昼休みに換気や消毒を行い、体調不良の患者さんは入室されませんので、特に安全に配慮した診療時間になっております。

国内でも、医療資源も不足しておりますが、今のところ院内で使用するマスク、ゴーグルなどは確保できており、事務職員も含めガウンの着用もしております。

ユニホームは靴下も含め全身、毎日着替えを行い、危険と言われている外部のクリーニングには出さず、院内で毎日洗濯、消毒、天日干しを行っております。当院には南側に広いベランダがあり、大変日当たりがよく、強い紫外線により天然の殺菌もできていると思います。

オンライン診療も早い段階で進めており、現在電話での再診は軌道にのり、かかりつけ患者様からはご好評頂いております。

来月5月から、いよいよオンライン初診を開始いたします。現在職員全体で研修やホームページでのご案内記事作成など、準備を進めております。こちらはテレビ電話機能を利用した診療を予定しております。

皆様が安心して受診ができるクリニックを目指し、常に進化し続けていきたいと考えております。

当院の感染症対策についてご紹介させていただきました。

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