西立川おとなとこどもの
クリニックのブログ

緊急事態宣言に関連して

明日緊急事態宣言が出される予定となっています。

当院では今のところ通常通りの診療を行う予定でおります。

当院ではコロナ流行が始まってから一貫して、発熱や風邪の症状のある患者様の診療もお受けしてきました。特に重症と予想される方は一般診療と別時間に診療を行ったりしております。感染予防の為、2箇所の個室を使用しながら運用を行なってきましたが、今後発熱される方の増加も予想されるため、診療時間の変更を行う可能性がございます。その際には予めお知らせ欄やライン等でお知らせ致しますので、ご来院前にご確認お願い致します。

時々かかりつけの患者さんが、「熱が出たら診てもらえるか心配」とのお声を頂きますが、事前にお電話を頂ければご対応させて頂きますので、ご安心下さい。

また最近は、「普段は勤務先の都心のクリニックに通院しているが、リモートワークになってしまったのでその間だけ普段飲んでいる薬を処方してもらえないか?」「今ままで遠くの病院に通っていたが、通うのが怖いのでこちらで診察してもらえないか?」といった問い合わせが増えています。その際は処方内容が正確にわかるもの、お薬手帳やお薬内容の印刷された用紙などをお持ち頂ければ、診察させて頂いたうえでご対応させて頂きます。

当院は総合診療を行なっておりますので、診療科の垣根を越えてお身体全体を診るように心がけております。

通常、症状によって多数の科に受診するケースが多いようですが、当院では診療範囲が広いため、一度に複数の科の診療が済んでしまうので時間も費用も節約できますし、感染の機会も減らすことができると思われます。今こそ総合診療の威力が発揮できる時ではないかと感じております。

本日の診療では、年末年始に転倒され受診を我慢されていたとの事で、本日当院の検査で骨折が判明し固定処置をさせて頂いた方や、口腔内の出血が止まらず体調不良になられた方は年末年始に診療を受けられなかったとのことで本日受診されました。整形外科や外科についても設備としては不十分ではありますが、可能なら範囲で極力ご対応させて頂こうと考えております。

コロナ禍の中でも赤ちゃんは生まれていて、大変な状況の中、ママ達はみんな頑張って子育てしています。

2か月から予防接種が始まります。ワクチンによっては4ヶ月くらいまでには接種しないと副反応のリスクが高く接種自体ができないものもあります。コロナだからと何ヶ月もずらすことはできません。妊娠中も母親教室などの中止などあり、十分にママになる教育を受けないで赤ちゃんを育てなければならないケースもあります。

当院では生後1ヶ月未満の赤ちゃんから診療を行なっており、初診時にできるだけお声かけをして育児のアドバイスを行なっています。

子育てやご自身のお身体、母乳育児に関することなどでお困りの方は一人で悩まずにご相談下さい。感染が心配な場合には個室での対応の配慮も致します。

新型コロナという感染症は人類にとって初めての経験です。長引いている事で様々な分野に影響が出ており、生活が脅かされたりしています。それによって人の心が荒んでしまう事がもっと恐ろしく感じます。

緊急事態だからこそ、冷静に、そして思いやりの気持ちを忘れずに、赤ちゃんからご高齢の方まで皆さんの健康をお守りできるように頑張ります。

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