西立川おとなとこどもの
クリニックのブログ

感染症対策

コロナウイルス感染症が問題となっていますが、他にもインフルエンザ、胃腸炎、溶連菌感染症なども流行しており、花粉症が重なっていて、多くの方が受診されています。

様々な症状の方が受診をされますので、院内での感染症対策も重要な課題です。

感染症では無い患者さんも安心して受診ができるように、院内では様々な対策を行っています。

ビル診療所ではありますが非常に恵まれた環境で、2方向に風が通るように広い窓がありますので、なるべく換気をするように心がけています。

また診療中は、ウイルスに有効な薬剤をミスト状にして院内全体に噴霧しています。感染症の患者さんが受診されたあと次の患者さんをお呼びするまでの間にアルコールスプレー噴霧と椅子やベッド、ドアなどの消毒も行っています。リラクゼーションも兼ねて抗菌効果のあるアロマオイルを焚いています。もともと、災害などの場合を想定し、院内で必要な物品は全てある程度のストックを常にしていますので、職員が使用するマスクや手袋、消毒液などは当面不足はありません。

感染症の方を診察するための特診室も設けている他、低月齢の赤ちゃんとお母さんが待てるようなフリースペース、点滴室など、隔離が可能な小部屋をご用意して対応しております。

最近はコロナウイルス感染症についてのご不安や質問、ご相談が増えています。

厚生局や医師会から連日通達が来ておりますのでスタッフ全員で情報共有しつつ、患者さんにご案内をしております。医学的な知識についても毎日明らかになる医学的な最新データをチェックしつつ、自分なりに整理して、患者さんにお伝えするようにしています。

まだまだ未知の部分が多く、皆さんの不安を解消できるような材料が無いのが現状ですが、できる限り対応していきたいと考えています。

長い医師人生の中で、勤務医として過去に新型インフルエンザのパンデミックや東日本大震災の経験を乗り越えてきました。ワクチンを奪い合うような状況で世間はパニックになり、今もあるようですが実際に保育園の預かり拒否も経験しました。震災では計画停電の最中に病棟勤務をしていて、かなり大変な思いをしました。

冷静にやるべきことをやる、患者さんの不安な気持ち受け止める、そしてある程度の覚悟を決める事も必要と思っています。

何が起きても動じない、諦めない、前向き直向きに努力する、信念を貫いて自身の使命を果たしていく事。

毎日の診療の中でその覚悟と患者さんの笑顔が自分を支えてくれています。

十分な栄養と睡眠をとり、前向きなメンタルで免疫力をアップして、未知のウイルスに打ち勝って行きましょう!

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