西立川おとなとこどもの
クリニックのブログ 子育て

母の日

今日は母の日でしたね。

お天気もよくてお出かけ日和でしたが、街中のお花屋さんはカーネーションを求めるお客さんで賑わっていました。

可愛い女の子がカーネーションの花束を持ってお母さんと手を繋いで歩いていたり…

子を持つ女性のことを母と呼びますが、母といっても、いろいろ、と思ったりします。

長女が生まれた時、子育ての全てが初めての体験で、不安いっぱいドキドキわくわく、時にはうまくいかずに慌てたり、落ち込んだり…母とは名ばかりの新米お母さんでした

成長とともに悩みの種類は変化し、最初の子にまつわる体験はいつでも初めて

きょうだいができ、異性だとまた新しい体験もあり、同性でも経験が通用したりしなかったり

大変な子育てを助けてくれる人もいれば、理解されずに悩むこともあり。孤独をかみしめたときも

子を愛おしく思い、子供からも愛情をもらったりしつつ絆は強くなり

徐々にベテランの母になっていく

時には母である責任の重さに押しつぶされそうになることも

うまくいかない時には行き詰まり、投げ出したい気持ちになってもそんなわけにもいかず

ただ一つだけ確かなことは、子供にとっては母は永遠に母であり、母にとっては子供は永遠に子供であるということだけです

子供が大人になり巣立っていき、離れて暮らしたとしても、新しい家族ができても

親子の関係がうまくいっていなかったとしても

若い頃、母になることがこんなに大変で重責であるとわかりませんでした。もし知っていたら母になろうとしたか、今となってはわかりませんが。

ただ、じゃあ子供が生まれる前に、今戻れるとしたら戻りたいかと自分に問うた時

答えはNOでした。

何故なら、今の子供達に会えなくなるのはイヤだからです。

そんな風に考えたら、少しは気持ちが楽になったような気がします。

うまくいかないことがあっても、これでいいや、今の母の自分でいい、と。

母でないとわからないこともあれば、母になってしまったから見えないこともあります。

子供にとって、どんな母がよい母なんだろうか

自分が母で子供たちは幸せなんだろうか、と、ふと思ったりもします

それでも、こんな自分でも母と認めてくれる子供達のために、明日からも頑張ろうと思いました

神様、どうかどうか

すべてのお母さんが幸せになれますように!

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