西立川おとなとこどもの
クリニックのブログ 診療について

皮膚科診療について

当院は昨年開院して数ヶ月後から、皮膚科の標榜を正式に追加届出し、診療を開始しております。

開始した理由として

1.患者さんから皮膚科に関する相談や診療の要望が強かったこと

2.内科や小児科疾患と関連している皮膚科疾患の場合には、皮膚科専門のクリニックでは充分な診断や治療ができない場合があること

3.女性の方の場合、身体の部位によっては男性の先生に見せるのに抵抗があり、女性医師であることを理由に受診される方が大勢いらっしゃること

などが挙げられます。

お子さんの場合、成長とともに肌の状態は変わっていくため、月齢や年齢で保湿剤の種類や外用薬の内容をこまめに変える必要があります。またどの年齢の方も、同じ薬を漫然と使用したり、ステロイドを保湿剤に混ぜて全身に塗布したりすると、長期的にトラブルになることがあるなため、必ず定期的に肌の状態を観察して、保湿剤やステロイドの種類や強さを、月齢、年齢、季節、肌の状態や身体の部位で使い分け、きめ細かいケアを継続することにより、美しい健康な肌に改善することが可能となります。

当院では皮膚科の治療方針として、上記の注意点の他に

1.場当たり的な治療ではなく、日本皮膚科学会の診療ガイドラインに基づいた治療原則を守ること。日々進歩していく最新の治療レベルを研修等で維持し、最も効果的で安全な治療を提供していくこと。(具体的には、ステロイド材を保湿剤に混ぜ込んで処方することはガイドラインでは避けるべきと記載されています。)

2.投薬だけでなく、身体の洗い方や日常生活上の注意など、生活指導も併せて行っていくこと。

3.内科小児科の診療技術を活かし、皮膚だけでなく、身体全体を健康な状態に改善することを心がけて治療を行うこと。

4.漢方薬を皮膚科診療にも積極的に使用すること。(皮膚科疾患に有効な漢方薬も沢山あります)

5.毎日のスキンケアは大変な手間であり、実践して頂くのは患者さんご本人ないし親御さんなので、基本的にはご本人の意向を伺いながら相談の上、治療方針を決定すること。(このため、同じ疾患であっても治療内容は個々の患者さんにより異なります)

皮膚科専門医ではありませんので、悪性疾患や特殊な皮膚科疾患には対応できないため、専門医へ紹介させて頂く場合があります。

しかしながら、皮膚科専門医に受診をしていたがなかなか良くならないとの主訴で当院を受診される方も少なからずいらっしゃいます。

その方の治療内容を見てみると1番多いのが、皮膚の症状が改善したところで直ぐに治療を中断あるいは終了していることです。

現在アトピー性皮膚炎に関しては、ガイドラインでも「プロアクティブ療法」という考え方が推奨されています。

症状が良くなったように見えても、皮膚の深部ではまだ炎症が残っていて、治療を中止してしばらく経つと、残っていた炎症が表面に出て再発してしまうのです。

このため、一見治ったように見えても、しばらくは根気よく治療を続ける必要があります。

これらの診療を行うには、特に初診の患者さんにご説明する内容も多く時間も手間もかかるため、一般的に混雑する皮膚科医療機関ではあらかじめ決められた内容の外用薬を処方するのが精一杯という所も多いかと思われます。

ただし、最初にしっかり説明して理解が得られた場合には状態も改善しやすく、治療も円滑に進むケースが多いため、当院ではリーフレットも活用しつつ、丁寧なご説明を心がけています。

当院の皮膚科診療は上記のような方針で行なっておりますので、皮膚科医療機関を選択する上でのご参考になさって頂ければと思います。

当院で対応可能な治療として

液体窒素によるイボ治療

水イボの治療(摘除、漢方薬)

肌荒れ、手荒れ、あせも、湿疹、かゆみ、虫刺され、かぶれ、にきび、ヘルペス(帯状疱疹、口唇ヘルペス)、おむつかぶれ、アトピー性皮膚炎、とびひ、ひょう疽、蜂窩織炎、たこ、うおのめ、水虫、軽いやけど、など

尋常性乾癬などの自己免疫性疾患は診断がついて外用薬塗布で対応が可能な状態の方のみお引き受けいたします。

メラノーマ、ボーエン病などの悪性疾患ないし類似疾患については対応が難しいため専門医をご紹介いたします。

レーザーや紫外線療法などの設備は当院には無い為ご対応できません。

開院後、大勢の患者さんが受診されるようになりましたので、今回当院の皮膚科診療の内容について詳しくご説明させて頂きました。

この記事につきましては、さらに内容を深めて、ホームページ内の記事に移行する予定にしております。

今後ともクリニックをよろしくお願い申し上げます。

心療内科外来

昨年11月より、当初は予定していなかった診療科を追加で届出して、心療内科外来を開始しました。理由は二つあります。

1つは、近隣の精神科クリニックや病院が初診予約が取れにくい状況があり、予約日まで1ヶ月以上体調不良のまま我慢している方が多くいらっしゃって、内科で構わないから診療をしてもらえないかというご要望が多かったこと。

2つ目は、心と身体は切り離せず、心の症状のように見えても、実は身体的な疾患が隠れている場合があり、それを見落とさないようにする必要があり、また身体的な疾患が原因で精神的な疾患に陥ることもあります。どんな症状も心と身体の両面から診察、治療する必要があり、それには総合診療が適していること。

11月診療開始以降、予想以上に大勢の患者さんが受診され、半数以上の方が快方に向かっていらっしゃいます。

予約が取れずに困っていた、他院に受診していたが、急に担当医が辞めたり、ご自身が引っ越しされたりして、次のかかりつけを探す間に薬が切れてしまった、などのご事情の方から、「助かりました」とお声かけ頂くこともしばしばです。

当院の診療方針として、あくまで総合診療の範囲内での精神科、心療内科の診療に限定することにしております。過去に精神科通院歴の無い初診の方を主に診療させて頂いております。

統合失調症やうつ病、てんかん、ADHDや自閉症などの発達障害、希死念慮や焦燥感の強い場合など入院治療が必要であったり、高度な専門治療が不可欠である疾患をお持ちの方、すでに他院で抗精神薬など依存性の強いお薬を処方されていらっしゃる方については、安全上お受けしないことにしております。

また当院で半年程度治療しても改善が見られない場合や悪化するような場合には、精神科専門医をご紹介させていただいております。

診療に関しては、提携医療機関の精神科と連携を行なっている他、日常的な診療のアドバイスを精神科専門医・指導医・精神保健指定医の先生方より頂きながら、ガイドラインを基本とし、スタンダードな治療を心がけております。

ただし、精神科専門クリニックのように予約のみではありませんし、内科小児科の患者様の診療と並行して診察いたしますので、十分なお時間が取れなかったり、長時間お待たせする場合もあります。お子様の患者さんも多く、待合室が騒がしいこともありますので、ご了承の上で受診をお願いします。

対象は全年齢ですが、主に中学生以上を対象としております。

受診される際には、当院の心療内科の特色をよくご理解された上で、お薬手帳を必ずお持ちになり受診をお願いします。

転居などのやむを得ない事情で、かかりつけ医の変更をご希望される方は必ず前のかかりつけ医の紹介状をお持ち下さい。

お薬手帳ないし紹介状をお持ちで無い方のお薬の継続処方はお受けしておりません。「薬が切れてしまって困る」「少しでよいので処方して欲しい」などのご希望には応じられませんので、ご注意下さい。

ホームページ内の心療内科のページもご一読頂き、ご不明点は診療時間内にお問い合わせ下さい。

円滑で安全な診療を行い、お悩みの方が少しでも回復されますよう、院長スタッフ一同心を込めて診療にあたりますので、皆さまのご協力をお願い申し上げます。

栄養指導を開始します

当院では6月から月に1〜2回、管理栄養士さんにお願いして、栄養指導を行うことになりました。

大変ご好評いただいており、現在6月4日午後の枠は満席となりました。現在7月10日午後の枠が空きがございます。

高血圧、脂質代謝異常、糖尿病などの慢性疾患や9歳未満の食物アレルギーのある患者さんは、健康保険の適応となります。

管理栄養士さんは優しい女性の方で、初診は30分間マンツーマンで指導して下さる予定です。

ご希望される方や、ご自身の状態が栄養指導の適応になるかどうかわからない方は、院長やスタッフにお問い合わせ下さい。

またご希望の人数が多い場合には、臨時で別日を増設する可能性もありますので、満席でもご希望をお伝え頂ければと存じます。

また診察時に栄養指導の適応のある方には院長からもお声かけさせて頂く予定です。

また時間枠に空きがある場合には、健康保険の対象にならない疾患や離乳食の相談などの場合には自費での栄養相談も可能です。詳しくはお問い合わせ下さい。

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