西立川おとなとこどもの
クリニックのブログ 診療について

心療内科外来

昨年11月より、当初は予定していなかった診療科を追加で届出して、心療内科外来を開始しました。理由は二つあります。

1つは、近隣の精神科クリニックや病院が初診予約が取れにくい状況があり、予約日まで1ヶ月以上体調不良のまま我慢している方が多くいらっしゃって、内科で構わないから診療をしてもらえないかというご要望が多かったこと。

2つ目は、心と身体は切り離せず、心の症状のように見えても、実は身体的な疾患が隠れている場合があり、それを見落とさないようにする必要があり、また身体的な疾患が原因で精神的な疾患に陥ることもあります。どんな症状も心と身体の両面から診察、治療する必要があり、それには総合診療が適していること。

11月診療開始以降、予想以上に大勢の患者さんが受診され、半数以上の方が快方に向かっていらっしゃいます。

予約が取れずに困っていた、他院に受診していたが、急に担当医が辞めたり、ご自身が引っ越しされたりして、次のかかりつけを探す間に薬が切れてしまった、などのご事情の方から、「助かりました」とお声かけ頂くこともしばしばです。

当院の診療方針として、あくまで総合診療の範囲内での精神科、心療内科の診療に限定することにしております。過去に精神科通院歴の無い初診の方を主に診療させて頂いております。

統合失調症やうつ病、てんかん、ADHDや自閉症などの発達障害、希死念慮や焦燥感の強い場合など入院治療が必要であったり、高度な専門治療が不可欠である疾患をお持ちの方、すでに他院で抗精神薬など依存性の強いお薬を処方されていらっしゃる方については、安全上お受けしないことにしております。

また当院で半年程度治療しても改善が見られない場合や悪化するような場合には、精神科専門医をご紹介させていただいております。

診療に関しては、提携医療機関の精神科と連携を行なっている他、日常的な診療のアドバイスを精神科専門医・指導医・精神保健指定医の先生方より頂きながら、ガイドラインを基本とし、スタンダードな治療を心がけております。

ただし、精神科専門クリニックのように予約のみではありませんし、内科小児科の患者様の診療と並行して診察いたしますので、十分なお時間が取れなかったり、長時間お待たせする場合もあります。お子様の患者さんも多く、待合室が騒がしいこともありますので、ご了承の上で受診をお願いします。

対象は全年齢ですが、主に中学生以上を対象としております。

受診される際には、当院の心療内科の特色をよくご理解された上で、お薬手帳を必ずお持ちになり受診をお願いします。

転居などのやむを得ない事情で、かかりつけ医の変更をご希望される方は必ず前のかかりつけ医の紹介状をお持ち下さい。

お薬手帳ないし紹介状をお持ちで無い方のお薬の継続処方はお受けしておりません。「薬が切れてしまって困る」「少しでよいので処方して欲しい」などのご希望には応じられませんので、ご注意下さい。

ホームページ内の心療内科のページもご一読頂き、ご不明点は診療時間内にお問い合わせ下さい。

円滑で安全な診療を行い、お悩みの方が少しでも回復されますよう、院長スタッフ一同心を込めて診療にあたりますので、皆さまのご協力をお願い申し上げます。

栄養指導を開始します

当院では6月から月に1〜2回、管理栄養士さんにお願いして、栄養指導を行うことになりました。

大変ご好評いただいており、現在6月4日午後の枠は満席となりました。現在7月10日午後の枠が空きがございます。

高血圧、脂質代謝異常、糖尿病などの慢性疾患や9歳未満の食物アレルギーのある患者さんは、健康保険の適応となります。

管理栄養士さんは優しい女性の方で、初診は30分間マンツーマンで指導して下さる予定です。

ご希望される方や、ご自身の状態が栄養指導の適応になるかどうかわからない方は、院長やスタッフにお問い合わせ下さい。

またご希望の人数が多い場合には、臨時で別日を増設する可能性もありますので、満席でもご希望をお伝え頂ければと存じます。

また診察時に栄養指導の適応のある方には院長からもお声かけさせて頂く予定です。

また時間枠に空きがある場合には、健康保険の対象にならない疾患や離乳食の相談などの場合には自費での栄養相談も可能です。詳しくはお問い合わせ下さい。

多摩小児免疫薬理研究会に参加してきました。

昨夜、多摩小児免疫薬理研究会に参加してきました。

毎年春の時期に開催されていて、大変勉強になる会なのですが、年度替りの多忙な時期でなかなか参加できずにいたのですが、今回は都合がついて、しかも仲良くさせていただいている小児科の先生とご一緒することができ、大変楽しいひと時になりました。

講演1は、グローバル時代の感染症対策というテーマで、昔は考えられなかったような感染症の発生や、もしかしたらそのような珍しい、しかも危険な感染症の方が気付かずにクリニックを受診する可能性もあると知り、先入観をもたず、感染症の鑑別をしっかり行って拡大を防ぐことが大切であると思いました。

講演2が、今回のメインテーマで、アトピー性皮膚炎の診断と治療について、プロトピック軟膏というお薬の使い方を実例を挙げてわかりやすく解説して頂きました。

当院でもプロトピックは使用しているのですが、処方したら良くなることはわかっていても、刺激があり、ヒリヒリすることで、治療を断念することも多かったのですが、今回刺激を緩和する使用方法を教えて頂いたので、早速、明日からの診療に活かしていきたいと思いました。

またアトピー性皮膚炎は重症化すると治療に時間がかかることから、保湿を含むスキンケアを赤ちゃんの早い時期から行うことで発症を予防したり、炎症の兆候を見逃さずしっかり治療していくことが大切なので、引き続きスキンケア指導にも力を入れていきたいと考えています。

プロトピック軟膏(タクロリムス)は2歳以上の小児と、成人に使用可能です。

これまで治療してきたがなかなか症状がよくならない、大量ステロイド塗布が心配なので他の治療を検討したいなど、お悩みの方は一度ご相談下さい。外用薬の処方だけでなくスキンケア指導、漢方薬による治療(苦くないお薬もあります)も併せてご提案することが可能です。

小児の方だけでなく、おとなの方でアトピー性皮膚炎にお悩みの方も大勢受診していただき、ご希望に合わせて様々なアプローチで治療を行っております。おとなの方でお悩みの方もご相談頂ければと思います。

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