西立川おとなとこどもの
クリニックのブログ 診療について

アトピー性皮膚炎の治療について

最近コロナの話題ばかりになってしまっていますが、当院ではもちろん、通常の診療も行っております。

その中でも皮膚科診療は大変ご好評頂いており、内科の患者さんの次に大勢の方が受診されている診療科になります。

その中でも、アトピー性皮膚炎でお悩みの方が多くいらっしゃいます。

当院でも従来の、保湿ケア+ステロイド塗布+抗アレルギー薬内服といったスタンダードな治療以外に、もう少し積極的に治しにいく治療について、知識の習得を行い、スタッフ全員で研修会などを行ってきました。

現在アトピー性皮膚炎の治療はかなり進歩しており、内服薬、注射薬を使用する方法やステロイド以外の外用薬も発売、使用されるようになっています。

内服薬や注射薬については、治療費がかなり高額となり、安全上病院の皮膚科専門医の元での治療が安全と判断し、当院ではより副作用が少なく安全で安価に治療が可能である外用薬を導入することにいたしました。

実際にスタッフの子供2人に試してみたところ、刺激や副作用も無く、かなり効果が高かったとのことで、ステロイドに代わるものとして処方検討してみようとの方針になりました。

具体的な薬品名はここでは明記できませんが、受診して頂いた際には治療法の一例としてご提案させて頂きたいと思います。

アトピー性皮膚炎でお悩みの方、現在ステロイド塗布などを行っていてもなかなか改善しない方は、ご相談ください。

当院の検査体制の拡充について

これまで院外に検査委託をしていた会社を、結果の戻りが早い会社に変更したり、委託ではなく院内で迅速に結果が出る様に検査資材を整備し、患者の皆様によりお役に立てるように拡充をいたしました。

①甲状腺機能やホルモン値、フェリチンなどの結果が3日ほど要しましたが翌日には判明します。一般的な検査は今まで通り翌日には出ます。

②今回新しく、新型コロナ抗原検査とインフルエンザA.B両者が10〜20分でその場で判明する検査キットを導入いたしました。コロナについては必要に応じて、これまで通りPCR検査を選択するケースもありますが、その場合も翌日朝には結果が出ます。

当日新型コロナ感染と診断できるため、早期に保健所へ入院依頼を出したり、決められた自宅療養期間をできるだけ安全に過ごす為の指導や処方を行うことが可能となります。

どちらも症状があり医師が必要と判断した場合には検査については公費の適応となります。

以上2点が大きく変わった点になります。

これから寒い季節になっていき、風邪、インフルエンザ、コロナの区別がつきにくい場合もあり、ご不安を抱かれるケースも増えると思いますが、受診日当日に診断がつく安心感とメリットは大きいと思われます。

また内科以外の婦人科などの医療機関の場合にも発熱があると受診できないケースもあるかと思いますが、診断がつけば受診可能となり、受診が遅れて生じる不利益を回避することも可能となります。

今後も世の中の医療情勢や患者様のニーズに応えていけるよう、医療技術と利便性を進化させるよう努力していきます。

日本小児心身医学会について

昨年12月付で、院長は日本小児心身医学会の正会員として承認されました。

小児心身医学会は、不登校、起立性調節障害、摂食障害、過敏性腸症候群など、ストレスや心の問題や成長に伴う身体の異変が原因で引き起こされる身体的症状について診療を行う医師が参加している医学会です。

当院でも3年間の間に予想以上に大勢の患者さんを診療してきました。

特に多いのは起立性調節障害で、この疾病は世間での認知度が低くく、治療に時間がかかることから、周囲の理解が得られず、患者さんや親御さんが辛い思いをすることが多いのです。怠けていると誤解されることも多く、同じ家族でもお母さんには理解が得られても、お父さんからクレームが来たり、学校の先生から精神科の専門病院に受診するように言われたりすることも多々あります。

好発年齢が14歳〜18歳くらいなので、小児科では診療せず、内科的な疾患の鑑別が必要になるため精神科でも診療対象外になることがあり、思春期外来が担当になるのですが、現在近隣の思春期外来は予約が半年程度先にしか取れない混雑状況となっています。

この為、当院でも出来る限り未来ある子供達の役に立ちたいと考えて診療を引きうけてきましたが、さらなる専門的診療も可能になるべく、専門研修を受けながら認定医を目指すことにしました。

このブログでも、小児の心身医学について追々紹介していきたいと考えています。

また私に入会の機会を与えて下さった、推薦人でいらっしゃる東京西徳洲会病院児童精神科の先生方に心より感謝申し上げます。

今後も近隣の思春期外来や児童精神科の先生方のご指導を賜りながら、連携して地域の子供達の心と身体をサポートして行こうとあらためて決意している次第です。

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