西立川おとなとこどもの
クリニックのブログ 診療について

本日より診療を再開いたしました

長らくご心配ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。職員の体調が回復し、安全が確認できましたので、本日より通常診療を再開いたしました。

休診の間、ほとんどの方が予約の変更に快く応じて下さり、心より感謝申し上げます。

さらに、新型コロナを含む様々な感染症の流行に伴い、本日は院内が大変混み合いまして、ご迷惑をおかけいたしました。

しかしながら、今回、職員もこれまでの肉体的精神的な疲労が蓄積していたのを実感いたしました。

そもそも当クリニックは小規模なクリニックであり、これ程大勢の患者様を受け入れる体制がありません。随分以前から、インフルエンザが流行する時期などはキャパオーバーな状態でした。

新型コロナが流行し、発熱外来を開始し、近隣のクリニックが何箇所か閉院したり、他院からの転院の患者様も急激に増え、日々の対応に終われ、自身が目指す理想の医療から遠ざかっているように思えることも時折あるようになりました。

世界の平和が脅かされ、経済状況も悪くなり、日本の医療を取り巻く状況も徐々に悪化しているように思います。

果たして今後、自分の力でこの難局を乗り切っていけるのか、体力的にも精神的にも、自信が無くなってきてしまいました。

患者様の要求に十分に応えてられないこともあります。

例えば、現在、様々な医薬品が出荷調整という名の元に流通が止まってしまっています。

在庫が無くなり処方できない薬も多数あります。

また、新型コロナの検査キットもつい最近、出荷調整がかかり、必要な数の確保が今後困難になることが予想されます。

このような状況の中で、地域の皆様に果たし十分な医療を提供できるのかどうか、見通しが厳しく、悩んでおります。

定期的に受診されている患者様の中には、本日も温かい励ましの御言葉をかけていただき、差し入れを頂いたり、大してお役に立てていない私達を逆に支えて下さる方々が大勢いらっしゃいます。

しかし、なんとか期待に応えたいと思っても、時には心が折れそうになることもあります。

今後、世の中の状況が悪化していく中、私達ができる医療とは何なのか、ここで改めて考えてみる必要があるのではないかと感じております。

更年期症状でお悩みの方へ

報道等で、厚労省が40歳以降の更年期症状の実態調査に乗り出すとありましたので、当院での対応を記載しておこうと思います。

現在、特に宣伝はしていないのですが、院長が女医と言うこともあり、更年期症状やPMSでお悩みの方の受診は日頃から多く、漢方外来も行っている為、遠方からわざわざ訪ねて下さる方も多くいらっしゃいます。

更年期症状は、男性の先生には申し訳ないのですが、やはり経験した女性にしか、本当の辛さはわからないと思います。

院長はまさに更年期真っ最中💦

患者様の訴えは今まさに自身が苦しんでいる症状なので、他人事ではなく、何とか力になりたい、一緒に頑張りましょう!という気持ちで診察しています。

婦人科で行っているようなホルモン剤の投与はできませんが、漢方の知識を駆使して、安全でなるべく副作用の無い方法で、穏やかに苦痛を軽減する事を心がけております。

また更年期になると悪化する生活習慣病、高血圧や高コレステロール血症なども、男性と同じやり方で治療するとうまく行かない場合もあります。

また50歳前後は子育て、親の介護、仕事の重責などが重なってしまい、なかなか自分の時間を取れず、ストレスが溜まりやすくなる時期です。

日本はまだまだ女性の子育て家事負担が多く、その辛さは誰にもわかってもらえないと、諦めている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

漢方による穏やかな治療と、経験者同士で辛さを分かち合うことで、少しでもお辛い状態を癒せたらと思っております。

院内は安らぎをもたらすアロマオイルを炊いて、ダウンライトの照明でゆっくり落ちついた雰囲気です。

もし私共でお役に立てるようであれば、是非一度お越し下さい。

初診のご予約はお電話て承っておりますので、受付時間内にお電話下さい。

ブログを読んで、と一言おっしゃって頂くとスムーズにお受けできるかと思います。

アトピー性皮膚炎の治療について

最近コロナの話題ばかりになってしまっていますが、当院ではもちろん、通常の診療も行っております。

その中でも皮膚科診療は大変ご好評頂いており、内科の患者さんの次に大勢の方が受診されている診療科になります。

その中でも、アトピー性皮膚炎でお悩みの方が多くいらっしゃいます。

当院でも従来の、保湿ケア+ステロイド塗布+抗アレルギー薬内服といったスタンダードな治療以外に、もう少し積極的に治しにいく治療について、知識の習得を行い、スタッフ全員で研修会などを行ってきました。

現在アトピー性皮膚炎の治療はかなり進歩しており、内服薬、注射薬を使用する方法やステロイド以外の外用薬も発売、使用されるようになっています。

内服薬や注射薬については、治療費がかなり高額となり、安全上病院の皮膚科専門医の元での治療が安全と判断し、当院ではより副作用が少なく安全で安価に治療が可能である外用薬を導入することにいたしました。

実際にスタッフの子供2人に試してみたところ、刺激や副作用も無く、かなり効果が高かったとのことで、ステロイドに代わるものとして処方検討してみようとの方針になりました。

具体的な薬品名はここでは明記できませんが、受診して頂いた際には治療法の一例としてご提案させて頂きたいと思います。

アトピー性皮膚炎でお悩みの方、現在ステロイド塗布などを行っていてもなかなか改善しない方は、ご相談ください。

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