西立川おとなとこどもの
クリニックのブログ 診療について

おとな外来初日を終えて

1月24日木曜日、おとな外来がスタートしました。

現在インフルエンザが大流行しているため、止むを得ず急患の方や、治癒証明を必要とされている方を受け入れたため、少しお待たせするようにはなってしまいましたが、それでも通常の外来よりは余裕のある診療ができたように思います。

おとなの方の慢性疾患や、心療内科の診療は、定期的に受診頂く事で、前回の受診日からの変化や改善点を評価し、治療方針を決めていくため、風邪などの急性疾患より診察に時間を要します。

またご高齢の方や心療内科の方にとっては、お子さんの多い賑やかな待合室が苦痛に感じられる場合も多く、そのようなご意見を頂いたこともありました。

院長としては、どの年齢の方も、どんな疾病の方も大切にして診療したいと考えています。

全ての年齢のあらゆる疾患を診療するなんて無謀な夢かもしれませんが、地域の皆様に必要とされ、喜んでいただけているなら頑張っていきたいと思っています。

思考錯誤しながら考えついたのが、おとな外来でした。初回は概ねご好評頂いたようで、ホッとしています。

今後も皆様のご意見を伺いながら、おとなの方もお子様にとっても、頼りになるかかりつ医を目指して努力していきます。

認知症サポート医になりました

1月19・20日と2日間、都心で厚労省の、「認知症サポート医研修」を受講してきました。

全国から大勢のドクターが集まり、講義やグループワークを行いました。

「認知症サポート医」とは認知症患者さんを地域の中で、医療機関やドクターのみならず様々な職種との連携を行う橋渡し役をしたり、アドバイスを行う役目を担う医師です。

院長は勤務医時代から立川市を含む多摩地域で医療を担ってきており、中核となる連携医療機関病院や、地域の包括支援センター、訪問看護ステーション、ケアマネージャーさん、市の福祉課の方々とも常日頃から交流し、協力しながら医療にあたってきており、顔見知りも多いです。長年築いてきた大切なネットワークを活かし、クリニック開院後も認知症の方々の診療や介護認定のお手伝いを行なっております。

今回、厚労省の示すガイドラインを学び、今まで半ば自己流で果たしてきた役割を整理して今日の医療の現況に照らし合わせることにより、自身の役割を再確認することができ、今後の指針が見えてきました。

自身のクリニックを開院したことで、より患者さんの近くに寄り添う立場になりましたので、勤務医時代より一層、認知症の患者様だけでなく地域の皆様が必要とされた時、お役に立てる医師でありたいと、気持ちを新たにまた明日から頑張ろうと思いました。

インフルエンザの流行について

先週末より、当院でも受診される患者様の多くがA型インフルエンザに感染されています。

このため、今までのようにインフルエンザの方を全員隔離室で診察することは不可能ですので、一般の待合室をご利用していただくようになります。

発熱や風邪症状の無い患者さんや、皮膚科や慢性疾患のみで定期的に受診される方で、感染を避けたい方、妊娠されている方などで、ご希望される方は、お申し出頂ければ別室でお待ち頂くことも可能です。

また咳が出ている方はお子さんも含めて、他の患者様への配慮として、マスクの着用をお願いします。

当院待合室では、空気清浄機、ウイルスに有効な薬剤噴霧加湿器を設置し、院内感染の予防対策を行っております。

安全で円滑な診療が行えるよう、皆様のご協力をお願い申し上げます。

Page Top