ちょっと悲しい出来事
寒くなってきたせいか、患者さんも大勢いらっしゃるようになり、クリニックも慌ただしくなることも多くなってきました。
今日も若干混雑して、それでも無事に最後の患者さんを見送って、皆でホッとしていつものお掃除をしていると、スタッフが、がっかりした顔で広い方のトイレの、ペーパータオル専用のゴミ箱を見せに来ました。
そこにはお菓子の食べた袋とカスが捨てられていました。
数日前に使用済みオムツなどのゴミが捨てられていたため、「オムツは捨てないで下さい」と貼り紙をしたばかりでした。
たしかにお菓子の袋はオムツではないけれど、ペーパータオル専用のゴミ箱であることは見ればわかるはずなんですが、結局、「ペーパータオル以外のものは捨てないで下さい」と書き換えることにしました。
クリニックはお店ではありません。
病気を持った方が来られるので、感染の危険もあります。極力清潔にする必要があるので、当院では通常のゴミ箱は置かないようにしています。鼻をかんだティッシュも待合室にゴミ箱が置いてあればそこに捨てることにより、空気感染することも考えられます。
またクリニック内で飲食もご遠慮いただいています。キッズコーナーにお菓子の食べかすが転がっていることもあったり、診察しようとしたら口の中に飴玉が入っていることもあり、本当に驚きました。
個人でお持ちのゴミは全てお持ち帰りいただくようにお願い申し上げます。
当院では、感染症対策として、先日からウイルス対応の消毒薬の噴霧を開始しております。
安全に診療ができるように、また院内感染予防と院内環境の改善に引き続きご協力をよろしくお願いいたします。
↑広い方のトイレにある入れ物は使用済みペーパータオル入れで、ゴミ箱ではありません
台風の日のクリニック
今日は昼頃から急に雨風が強くなり、夕方には大荒れのお天気になりました。
患者さんもいらっしゃるのは危険なくらいの嵐でしたが、それでもいらっしゃる患者さんがいて、院長スタッフ一同一層やりがいを感じた1日でした。
お子さんが予防接種に来ましたが、前回泣かないで受けられたことで自信がついたのか、今日は椅子に一人で座って頑張る!とのことで、一人だけで座ってもらい、いざ注射チクっ!「痛い!」と一言あったものの泣かずに頑張って受けられました。こうしてお子さんは成長していくんだなぁと、私も嬉しくなりました。お母様も喜んでくださって、台風の中嬉しい出来事でした。
また長年悩んでいた症状を改善するために、遠くからわざわざ受診して下さったおとなの方もいらっしゃいました。お役に立てるよう、精一杯診療させていただきましたが、症状が改善して、今後の人生がより良いものになってくださるよう願っています。
さすがに普段よりは患者さんは少なかったですが、その分ゆっくり診察ができましたし、あいている時間にお掃除したり、片付けたり、スタッフを実験台にしてエコー検査の手技を勉強したりと、次の診療に活かせる準備をしていました。
悪天候の時もお天気の時もクリニックは診療しています。
人生にも嵐の時も晴れやかな時もあると思いますが、どんな時も悩みを抱えるおとなやこどもの患者さんの気持ちに寄り添い、またお母さんと一緒に子供達の成長を見守りたいと思います。
明日は晴れるといいなぁ。
夜尿症セミナーに参加して来ました
夜尿症ガイドラインを作成された、順天堂大学小児科准教授の先生の講演会と、参加したドクターでのディスカッションに参加してきました。
実際に診療されている先生方のお話は、大変参考になり、早速日々の診療に取り入れ役立てたいと思いました。
また夜尿症に限らず、様々な診断や治療も日進月歩なので、できる限りセミナーなどに参加して、新しい知識を習得していきたいと考えています。