西立川おとなとこどもの
クリニックのブログ

感謝の気持ち

今日は患者さんからフェイスシールドの差し入れを頂きました。さらに「アベノマスクも必要なら持ってきます」と温かいお声かけを頂きました。ありがとうございます!

開院してしばらくはどちらかというとお子さんの患者さんが多かった当院ですが、最近は大人の患者さんが多くなり、すっかり落ち着いた雰囲気になっています。

同世代の女性の患者さんも多く、同じ子を持つ母として、悩みを共感したり、お互いに頑張りましょうと励ましあったり。

正直、コロナの流行が始まってから、不安なことだらけでした。でも、家庭では子供達を守らなければならないし、クリニックではスタッフを守らなければならないし、地域医療も支えていかなければと、ずっと気持ちを張り詰めていたように思います。

そんな中、支えてくれたのは、自分が守ろうと気負っていた、患者さんであり、スタッフであり、子供達でした。

いつも温かい声かけをして、励ましてくれる患者さん達、のんびりおっとりで、私の愚痴や小言をスルーして明るい雰囲気を保ってくれたスタッフ、ずっと学校に行けず不安でいたにも関わらず、前向きにとらえ、きょうだいで仲良く助け合い、夕飯も作って待っていてくれた子供達、結局支えられていたのは自分の方でした。

独立してクリニックを開いてから、なかなか自信が持てなくて迷いもあり、開業したことを少し後悔することもありましたが、コロナで大変な今の方が、頑張ってやっていこうという気持ちが強くなって、肝が座ってきました。

またまだ困難は続きますが、でも独りじゃないと今は思えるのです。自分を支えてくれる大勢の人に感謝して、今自分の持っている力で微力ながらも社会に貢献したいと思っています。

コロナの影響で殺伐とした出来事も耳にしますが、困難な今だからこそ、思いやりや感謝の気持ちを持って過ごしていけたらと思います。

皆様いつもいつも、ありがとうございます!私も頑張ります!

嬉しい出来事2つ

今日は嬉しい出来事が2つありました。

一つはやっと緊急事態宣言が解除になったことです。

もちろん感染予防の対策やなるべく外出を控えるなどの対策は継続していかなければですが、精神的な負担が少し緩和された気がします。

心配なのは運動不足による生活習慣病の悪化や子供達の体力低下、発育への影響などです。

屋外での活動はなるべく許可してもらって、ぜひ積極的に身体を動かして頂きたいと思います。

また延期されていた市の健診も再開することになりました。成人の特定健診と乳児や小児の集団健診はこれまで中止となっていましたが、立川市では今週から個別に各医療機関で対応することが可能になりました。当院でもすでに大勢の患者さんにご予約を頂き、直近のお日にちは予約が埋まってきていますので、受診をご希望される方はお早めにご予約下さい。

集団健診では医師による診察以外に保健師や栄養士による育児相談などの比重が大きいのですが、個別ではそのフォローがどこまで可能かどうかが問題となります。

当院では院長はじめ、全員の医療スタッフが育児経験者であり、教科書的なアドバイスだけでなく、実際に子育てをする上での大切なことや悩みへの共感など、母親同士でしかわからない当院でしかできないオリジナルの健診を目指しています。

コロナの影響で集団健診が中止になってしまったことは大変残念ですが、その分子育てを頑張っていらっしゃるお母さん方の思い出に残るような健診にしていきたいと考えています。

また立川市とは連携を強化して、健診で気になる点があった場合には市で個別に相談を受けて下さる事になっており、また市を通して専門医療機関への紹介を行いますので、どうか安心して受診していただければと思います。

もう一つの嬉しい出来事

それは私達と一緒に働く仲間がもう1人増えた事です。

保健師資格も持つ看護師のHさんです。まだお子さんが小さいので、勤務日数は少ないのですが、子育てと両立できるようスタッフ皆で応援していきたいと思っています。お子さんが好きな明るく優しい看護師さんです。そして何より若いし可愛らしいので、最近疲れ気味のスタッフ達も少し若返り元気になった気がします。

コロナのせいで、人同士の関わりが希薄になってしまうようで心配ですが、志を同じくする大切な仲間が増えて、どんなに心強い事でしょう。

コロナに負けず、地域の方々の心身の健康を守るため、力を合わせて頑張っていきます!

皆様も是非応援よろしくお願いします!

現在の感染症対策

コロナ流行に伴い、急遽進めてきた院内での対策ですが、最初は慣れなくてバタバタしていましたが、最近はスタッフも対応に慣れてきて、スムーズな運用ができるようになりました。

患者の皆様は「受診したいけど、コロナが心配で」とお考えの方もいらっしゃると思いますし、実際にお問い合わせもありますので、今回は当院が行なっている実際の感染症対策についてご紹介させて頂きます。

まず院内全体の環境ですが、以前もお話ししていますように2方向に全面開放できる大きな窓があります。開け放すと数分で院内の空気が入れ替わります。もちろん換気装置や空気清浄機、薬剤噴霧も行っていますが、外気を入れる換気には叶わないので、ビル内のクリニックにしては非常に恵まれた環境かと思います。現在は大雨の時以外は常時開放しております。初めて受診される皆様も安心される方が多いです。

また隔離室が2箇所、待合室も大小合わせて3箇所設置しています。

今のところ、風邪症状の方は2箇所の隔離室で対応ができており、患者様もいきなり入室されずにインターホンを押してくださるので、ご協力頂き感謝申し上げます。

当院は検査におきましても、スタッフ、感染者、非感染者の導線を分けており、検査室も二本の別ルートを行き来して可能となっています。ここは、クリニックを作る時に院長がこだわった1番のポイントです。コロナの流行以前から、インフルエンザの流行期などに、院内感染を防ぐ目的として譲れないポイントでした。通常のクリニックでは、スタッフの通る通路は狭く作ってあることが多いのですが、当院ではかなり広く幅を取っていて、いざと言う時に患者さんも安全に通行可能となっています。

また全ての扉や窓を開けると、南北に風が一気に通り抜ける作りとなっていて、短時間で換気が容易です。

診療面ですが、現在14時からの予防接種、健診専用時間帯を拡大して、できるだけ専用時間帯で安全に受診ができるように予約枠を増やしています。生後半年以内の皮膚疾患や育児相談なども、この時間帯にお受けしています。この時間帯はお昼休みに換気や消毒を行い、体調不良の患者さんは入室されませんので、特に安全に配慮した診療時間になっております。

国内でも、医療資源も不足しておりますが、今のところ院内で使用するマスク、ゴーグルなどは確保できており、事務職員も含めガウンの着用もしております。

ユニホームは靴下も含め全身、毎日着替えを行い、危険と言われている外部のクリーニングには出さず、院内で毎日洗濯、消毒、天日干しを行っております。当院には南側に広いベランダがあり、大変日当たりがよく、強い紫外線により天然の殺菌もできていると思います。

オンライン診療も早い段階で進めており、現在電話での再診は軌道にのり、かかりつけ患者様からはご好評頂いております。

来月5月から、いよいよオンライン初診を開始いたします。現在職員全体で研修やホームページでのご案内記事作成など、準備を進めております。こちらはテレビ電話機能を利用した診療を予定しております。

皆様が安心して受診ができるクリニックを目指し、常に進化し続けていきたいと考えております。

当院の感染症対策についてご紹介させていただきました。

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