西立川おとなとこどもの
クリニックのブログ

ちょっと悲しい出来事

寒くなってきたせいか、患者さんも大勢いらっしゃるようになり、クリニックも慌ただしくなることも多くなってきました。

今日も若干混雑して、それでも無事に最後の患者さんを見送って、皆でホッとしていつものお掃除をしていると、スタッフが、がっかりした顔で広い方のトイレの、ペーパータオル専用のゴミ箱を見せに来ました。

そこにはお菓子の食べた袋とカスが捨てられていました。

数日前に使用済みオムツなどのゴミが捨てられていたため、「オムツは捨てないで下さい」と貼り紙をしたばかりでした。

たしかにお菓子の袋はオムツではないけれど、ペーパータオル専用のゴミ箱であることは見ればわかるはずなんですが、結局、「ペーパータオル以外のものは捨てないで下さい」と書き換えることにしました。

クリニックはお店ではありません。

病気を持った方が来られるので、感染の危険もあります。極力清潔にする必要があるので、当院では通常のゴミ箱は置かないようにしています。鼻をかんだティッシュも待合室にゴミ箱が置いてあればそこに捨てることにより、空気感染することも考えられます。

またクリニック内で飲食もご遠慮いただいています。キッズコーナーにお菓子の食べかすが転がっていることもあったり、診察しようとしたら口の中に飴玉が入っていることもあり、本当に驚きました。

個人でお持ちのゴミは全てお持ち帰りいただくようにお願い申し上げます。

当院では、感染症対策として、先日からウイルス対応の消毒薬の噴霧を開始しております。

安全に診療ができるように、また院内感染予防と院内環境の改善に引き続きご協力をよろしくお願いいたします。

↑広い方のトイレにある入れ物は使用済みペーパータオル入れで、ゴミ箱ではありません

皮膚科勉強会

今晩、立川で多摩皮膚科フォーラムに参加してきました。

アトピー性皮膚炎と帯状疱疹についての専門家の先生の貴重なお話を伺うことができて大変有意義な会でした。

夏にも尋常性乾癬治療についての勉強会に参加しましたが、皮膚科の治療も日進月歩で、新しい患者さんにも負担が少なく効果が高い治療がどんどん出てきていますので、日々勉強が必要だと実感しています。

特に開院後は、水痘と帯状疱疹の患者さんが大勢受診されています。1歳前の赤ちゃんから、ご高齢の方までいらっしゃいましたが、幸い全例が治療または改善されています。

万が一重症化した場合には入院が必要になる場合もありますので、油断できない病気です。

帯状疱疹が治癒しても重症化した場合には痛みだけが残ってしまい、その治療の方が難航する場合もあります。

最近、帯状疱疹予防に水痘ワクチンが有効であるため、50歳以上の方に任意接種を推奨されるようになりました。

お子さんは定期接種となっていますが、おとなの方は過去に水痘にかかっていても、水痘患者さんとの接触がないと免疫力が低下して潜んでいる自身のウイルスが再び帯状疱疹となって発症することがあるため、是非ワクチン接種をお勧めいたします。

ご希望される方はご予約の上ご来院下さい。

接種費用についてはホームページをご覧下さい。

キッズコーナーについてお願い

開院から4カ月が経ち、おとなの方こどもの方問わず、患者さんが増えてきました。またこれから冬に入り、インフルエンザの流行やノロウイルスなどの感染症の流行も心配されます。

院内感染予防や混雑時の待合室の環境改善のため、明日より椅子のレイアウトの変更と、キッズコーナーのレイアウト変更、来月からはウイルス除去の薬剤噴霧器の設置を予定しています。

キッズコーナーのカーペットは万が一吐物などが付着した場合に感染を広げる原因になるため、すぐに消毒して拭き取れ、汚染がひどい場合には廃棄できるようなビニール製のマットに交換しました。キッチンとテーブルセットは木製でやはり消毒が十分に出来ないことや、蓋の開け閉めや椅子を倒す音が響くため、お具合の悪い患者さんにご迷惑をおかけすることがありましたので、冬の期間は一旦下げて、代わりにお母さんがお子様を見守りやすいように、簡単に動かせる椅子を置いてあります。

マットの部分が広くなりましたので、お子さんが静かに折り紙をしたり、本を読んだりできるような配慮をしてあります。

キッズコーナー利用時には保護者の方が目を離すことの無いようにして下さい。

限られたスタッフで運営していますので、スタッフがお子様のお世話をすることはできません。最近お子様を院内に残したまま、薬局に行ったり、院外にお電話をしに行かれたりする方がいらっしゃいますが、トラブルの原因になりますのでおやめ下さい。

当院は内科や外科、皮膚科、精神科の患者さんも大勢いらっしゃいます。

静かにお待ちになりたい方や、お身体の不自由な方、ご高齢の方もいらっしゃいますので、おとなとこどもの方が皆さんお互いに気をつけて、院内で気持ちよく過ごせるようにご協力をお願いいたします。

また診察時は安全に診療ができるよう、ご協力をお願いします。

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