今年もありがとうございました!
あっという間に2019年も晦日となってしまいました。
11月からずっと毎日忙しい日が続き、先月のお誕生日会を忘れてしまい、とうとう年末になってしまいました。
先月お誕生日だったスタッフNちゃんのお祝いを先日のお昼休みにしました。ほっとするひと時でした。
12月28日に今年最後の診療を終え、ささやかな納会をクリニック内で行いました。
女性スタッフばかりで、小さい子供がいるスタッフもいるので、忘年会や時間外の食事会は避けることにしました。
昨年は余裕が無く、納会もできませんでしたので、皆で一年間を振り返って、話ができてよかったと思います。
秋口から信じられないくらい大勢の患者さんにお越しいただいたこと、またホームページを見てわざわざ遠くから足を運んでくださったことに、心より感謝申し上げるとともに、皆様のご期待にまだまだ答えられない自分の不甲斐なさを実感しております。
今月からナースがもう一名、正式にメンバーに加わってくれて、強い味方が増えました。
小さなクリニックで、勤務条件もそれほど良くは無いのですが、人間関係がよく楽しく過ごせることだけが自慢の職場です。
我慢してもらってることも沢山ありますが、みんなよく頑張ってついてきてくれて、感謝しています。
スタッフや地域の患者さん、医師会の先生方の支えにより、こうして無事に2年目を終えようとしていることに感謝しつつ、また来年も頑張ろうと思いました。
開院前は、私が所用や研修で診療できないときは代診の医師をと考えていましたが、内科外科小児科皮膚科さらに心療内科も診察可能な代診医師を探すのは不可能に近いため諦め、申し訳ありませんが休診としています。その代わり、診療日にはどんなに混雑しても受付をされた方は全員診察させて頂くことにしておりますので、予約以外に直接来院された方も受付しております。
急に体調を崩してしまい受診しようとしても、完全予約制にしてしまうと受診できなくなってしまいます。
このため、重症の方が受診されるとご予約の患者さんもお待たせしてしまうことになりますが、地域の方々皆様のお役に立ちたいと考えておりますので、申し訳ありませんが、温かい目で見守って頂ければと存じます。
本年も大変お世話になりありがとうございました。
来年もまたよろしくお願い申し上げます。
新年は6日月曜日より診療開始いたします。
お身体に気を付けて、良いお年をお迎えくださいませ。
立川市の健康相談
今日の午後、立川市の健康会館で健康相談の当番医でした。
帰り際に、保健師さんとお話しする機会があり、地域のことや、クリニックでの様子など相互に情報交換できて大変有意義でした。
私の子供たちが赤ちゃん時代に健診を受けに来た頃から変わらない建物で、当番医で来ると懐かしい気持ちになります。
「人間関係」ならぬ「魚関係⁇」
クリニックで大人気の熱帯魚水槽の飼育担当のNちゃんが、度々「先生、お魚さんの様子がおかしいんです」と報告してくることが多くなっていました。続けてお魚さんが天国に旅立ってしまったり、弱って動かなかったりして、皆で心配していました。しかし、よーく観察していると、どうもカクレクマノミの二匹が暴れん坊になってしまっていることが原因とわかりました。
ディズニー映画では人気者の可愛らしいキャラクター「ニモ」で有名なカクレクマノミですが、実は気の強い、縄張り意識の強いお魚なんです。またカクレクマノミは二匹いると、体の大きい方がメスになり、小さな方がオスになるという特徴があります。
産卵期が近づくと、つがい二匹だけになりたいがために、他の魚を攻撃して追い出そうとする性質があるそうです。さらに、産卵期にはイライラして攻撃的になるようです。
クリニックも開院して1年経過して、最初小さかったお魚さんもひとまわり大きくなり、水槽が手狭になったことも原因のようでした。
管理をお願いしている熱帯魚屋さんと相談し、緊急措置として、まだ小さいカクレクマノミに交換してもらうことにしました。
昨日お魚の入れ替えをしてくれて、小さなカクレクマノミにかわりました。
熱帯魚屋さんによると、小さいからおとなしいだけでなく、後から水槽に入れると、遠慮してそれほど縄張り意識を前面に出さないようにするらしいのです。
お魚さん達の関係も、色々複雑なんだなぁと興味深く感じました。
クリニックには色々な場面での人間関係にストレスを感じて受診しにいらっしゃる患者さんも多いのですが、お魚の世界の関係も、人間の知り得ない大変さがあるように思います。
せめてクリニックの水槽の中だけでも、お魚さんが仲良くのんびり生活できるように、水槽を大きくしたり、魚の種類を変えるなど、今後熱帯魚屋さんと今後相談していく予定にしています。
スタッフNちゃんは、お魚さん達に並々ならぬ愛情を注いでくれています。お魚さんもわかっていて、いつも餌をくれるNちゃんが近づくと反応が違います。異変にもすぐ気がついて、お魚さんの弱った姿を、来院したちびっ子達が見てショックを受けないように気遣って、管理をしてくれています。
クリニックで暮らすお魚も、もちろん、いらっしゃる患者さんもクリニックで過ごす間だけでも安らげる場所でありたいと願って、スタッフ皆で診療準備やメンテナンスなどを行なっております。
ぜひご来院の際には、お魚さん達を観察して癒されて下さいね。