消防訓練
毎年2回、ビル全体の消防訓練が行われています。本日もお昼休みの時間を利用して参加しました。
クリニック開院前に院長は消防庁の防火管理者講習に参加して管理者の資格を取得しており、講習でも消火訓練を受けてきました。
クリニック内には全ての個室に火災報知機の設置し、消火器も設置してあります。
こちらも正常に作動するかどうか定期的に検査を受けています。
本日はビルの防火扉の仕組みを確認し、消火器の使い方について確認、実習をしました。
いざという時に冷静に行動し、患者の皆様の安全を守れるように、院長スタッフ一同、今後も定期的に訓練に参加していく予定です。
多摩小児免疫薬理研究会に参加してきました。
昨夜、多摩小児免疫薬理研究会に参加してきました。
毎年春の時期に開催されていて、大変勉強になる会なのですが、年度替りの多忙な時期でなかなか参加できずにいたのですが、今回は都合がついて、しかも仲良くさせていただいている小児科の先生とご一緒することができ、大変楽しいひと時になりました。
講演1は、グローバル時代の感染症対策というテーマで、昔は考えられなかったような感染症の発生や、もしかしたらそのような珍しい、しかも危険な感染症の方が気付かずにクリニックを受診する可能性もあると知り、先入観をもたず、感染症の鑑別をしっかり行って拡大を防ぐことが大切であると思いました。
講演2が、今回のメインテーマで、アトピー性皮膚炎の診断と治療について、プロトピック軟膏というお薬の使い方を実例を挙げてわかりやすく解説して頂きました。
当院でもプロトピックは使用しているのですが、処方したら良くなることはわかっていても、刺激があり、ヒリヒリすることで、治療を断念することも多かったのですが、今回刺激を緩和する使用方法を教えて頂いたので、早速、明日からの診療に活かしていきたいと思いました。
またアトピー性皮膚炎は重症化すると治療に時間がかかることから、保湿を含むスキンケアを赤ちゃんの早い時期から行うことで発症を予防したり、炎症の兆候を見逃さずしっかり治療していくことが大切なので、引き続きスキンケア指導にも力を入れていきたいと考えています。
プロトピック軟膏(タクロリムス)は2歳以上の小児と、成人に使用可能です。
これまで治療してきたがなかなか症状がよくならない、大量ステロイド塗布が心配なので他の治療を検討したいなど、お悩みの方は一度ご相談下さい。外用薬の処方だけでなくスキンケア指導、漢方薬による治療(苦くないお薬もあります)も併せてご提案することが可能です。
小児の方だけでなく、おとなの方でアトピー性皮膚炎にお悩みの方も大勢受診していただき、ご希望に合わせて様々なアプローチで治療を行っております。おとなの方でお悩みの方もご相談頂ければと思います。
ゲーム依存症の講演会に行ってきました
昨夜、駒木野病院の児童精神科医の柳橋先生の講演会にスタッフ2名と院長で参加してきました。
テーマは「ゲーム依存症」です。悩まれている親御さんも多いと思います。
ゲームがインターネット接続可能となったことや、スマートフォンが発売されたことなどがきっかけで、ゲームにのめり込み、依存症になってしまう青少年が増加しているとのことでした。
アルコールやギャンブルなどと同じような依存症として、精神科疾患として捉えられるようになりました。
治療は非常に難しいようですが、総合診療科医の立場で、どのように対応したらよいのか、大変参考になりました。
インターネットやスマートフォンが当たり前の時代に、生活の便利なツールとして上手に利用していくのか、依存しすぎてしまい自分の意思で制御できなくなってしまうのか、それにより自分の人生が大きく狂ってしまう可能性もあります。
医療者としても親としても色々考えさせられる講演会でした。